新年度スタートから1か月

令和3年度4月に新年度が始まり、早や1か月経った。ゴールデンウイークも終わりに近づき街の話題は新型コロナによる緊急事態宣言の延期。この延期は今週中に発表される見込み。誰もがオリンピック・パラリンピック開催に疑問を持っている中、サービス業は時短、お酒の提供の禁止など日本は自由主義社会なのかと改めて疑問に感じている。建設業界にあっても倒産・廃業は増加しており業界別では飲食店業界に続いて2番目だ。三番目はホテル・旅館になるようだ。ステイホーム、テレワークの拡大により会社に通勤するという当たり前の事が大企業を中心に無くなり、全員が座れる事務所の必要性も無くなってきている。テナントビルも空室が多くなり新たにビルの建設需要も無くなってくる。そうなると新築ビルも建たなくなり裾野の広い建設業界は大きな打撃を受けることになる。この連休中は読書と撮りだめしてある沢山の番組を観ていた。いつものことながら「プロフェッショナル」「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」に始まり「逆転人生」など自分を鼓舞する内容が多い。成功者は共通して危機感の塊だ。そして会社の存在意義や目標を自分を信じて進んで行く頑固さがある。規模の大小はあるが必ず成功の裏に数々の失敗も経験している。松下幸之助翁の名言「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するまで続ければそれは成功になる」この言葉を再度頭に入れ新型コロナ禍を乗り切っていく。危機感を持たない、持てない、考えない人間は今後淘汰されていく。

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