令和3年度スタート

先週の2日(金)に期末打ち上げと決算賞与を支給。会議室にて令和二年度の総括を話した。課題は沢山あるが一番の問題は業種の収益構造にある。創業時は10年間は電力関連工事一本で事業を進めてきたが当時のお得意様のアドバイスにより電力業界の将来を見据え多角化に乗り出した。手っ取り早いのは東京都を始めとした官公庁の入札参加。しかし、当時は全く入札の仕組みから資格の何が必要か分からず経営審査事項を取ることさえ知らなかった。全くの暗闇の世界もあり今では考えられない談合一色であり新参者は隅っこで居るだけ。こんな不合理な世界があるのかと驚いた。これは自分がいる世界ではないと思い一切その手の会合はお断りした。入札資格は東京都、荒川区ともに電気工事はDランクから始まった。当時はA,Bランクでなければ話にならない位,差別と区別されていた。今でも覚えているが東京都の或る局の電気工事を200万位の落札価格で施工した。書類から打ち合わせまで聞くことがすべて初めての経験。相当な赤字だったと思う。それから闇雲に入札参加を行い、職種も管工事、通信工事、土木工事まで何でも入札出来る建設業を取得。現在は東京都、荒川区共に電気工事はAランクになった。これからは更に順位を上げるべく人材育成も含め取り組んでいく。

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