令和二年回願

毎月このホームページにブログを書いている。平均すると月に5から6通。56才の2008年かから書き始めて12年になる。かれこれ千数百通になっている。たまに当時はどのような心境であったか毎年の出来事が蘇る。今年はコロナに始まりコロナで終わる異例の年になった。業務としてはコロナの影響は受けなかったが会合が無くなり情報が全く入らなくなった。ネットのニュースはどこも同じである。会社の新聞は日経のデジタル契約に変更して日経ビジネスもオンラインで併読している。コロナの影響に関するニュースでテレビにでる政治家の言葉の薄さが増々気になってきた。本気で国の将来を考えているのか疑問だ。拠り所は専門家の意見という逃げ道を多用しており、責任の所在が分からない。経営者は政治家のように専門家の意見など聞く由もない、すべて自分の判断で即決実行しなければならない。会社の戦力は何といっても社員だ。社員のレベルアップをどのようにするかは経営者の力と共に社員の自覚が重要なファクター。新卒採用にも力を入れているが全く反応は無いに等しい。中途採用も面接内容だけで採用しても失敗の連続。過去の社員数を見ても一定の数になると途中で退職者がでる。この一定の数を創業以来超えられない状況が続いている。ニュースではコロナの影響による失業者や廃業も数万人規模であるようだが雇用のミスマッチが顕著である。国は就業体験や技能実習などで再教育を行い新業態への転換など計画しているようであるが正規雇用を拒む生活に満足している労働者には意識改革が必要である。スキルの前に働くとは、社会の中の役割とかの基本教育をしなければならない。他人は誰しも楽な方向に行きがちだ。来年の社員教育は原点に戻り生きるか死ぬかという限界に挑戦し乗り越える社員を厳選し育てていきたい。

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