機会ロス

仕事は営業から始まる。折角受注した仕事が人員の関係で出来ないので断るという現象がままある。商品販売業であれば在庫・発注管理のミスや顧客ニーズがつかめていないなどマーケティング不足がある。飲食店では来店した顧客が満席で帰ってしまうことがある。労働集約産業である建設業は作業員のストックは不可能であり空いている人員をいかにはめ込むかが必要だ。しかし、専門性が高くなるとどうしても人が固定されがちになる。解決方法はひとつしかない。それは多能工の養成、そしてマルチタスク能力を高めること。一時の負担は社員にのしかかるがやってしまえば普通になる。社員の誰が言っても仕事が出来るようにならなければならない。自分でいかにハードルを上げていくかが成長になる。大企業の社員はこのハードルを飛び越えなくても生活が出来るが中小企業は毎日、高さの異なるハードルを乗り越えなくてはならない。超えた先にさらにモチベーションを高める仕組み作りが経営者の仕事。モチベーションイコールお金という話もあるがそれは利益を出さなければ結果論として存在しない。会社が利益を出し存続し拡大している中で社員の所得も上がっていく。その上がり方が高ければ配分も多くなる。それは時間だ。いかに早く仕事を完成させ次の仕事に取り組むことにより時間の隙間が無くなる。そして当然、機会ロスも無くなる。

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