21年ぶりの再会

昨日、東京商工会議所荒川支部の正副支部長会議に荒川区役所の産業経済部の管理職による令和2年度の産業政策についての説明があった。そこで再開した課長は21年前に区役所の新人研修において私が講師として1時間程度の講和を行った。その中のひとりが課長職になっていた。30代で管理職になったという優秀な職員。先方はよく覚えていて声掛けをしていただいた。当時は創業して7年経ち、会社の方向性が見えてきたところだ。今思うと経営者としては新米なのに良くも講師など引き受けたものだ。確か役所の職員は当時名刺を積極的に持っておらず身分証明書を見せて名刺交換替わりにしている職員が多かった。名刺の大事さなどを話したことを思い出した。そして管理職になる確率なども話した。創業後、何年か経ち荒川区の産業経済部が主催する勉強会に参加しているうちに職員や区内企業の経営者とも数多く知り合うことが出来た。やはり待っているだけでは情報は来ない。ここ数年は社員の増加が売り上げ増に繋がっていたが業務内容の変遷をみると必ずしもそうではないことが分かる。これからは少数精鋭と現在行っている業務の作業見直しや段取りの再確認、機械化などに加え、社員の仕事への取り組みについて創業時の気持ちの戻り、埋もれている能力を引き出す方法を考えていきたい。

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