コロナ倒産

10月21日付けの日経新聞電子版に帝国データバンクの解説記事に新型コロナウイルス関連の倒産には予兆があるのか、連鎖倒産に巻き込まれないためにどうするかの解説があった。コロナ倒産には共通点があり、倒産した事業者のほぼすべてが、コロナ発生前から売り上げ減少、債務超過、取引先への支払い遅延、銀行への返済猶予といった経営問題を抱えており、コロナが最後の引き金になったという。取引先の連鎖倒産も確認されていないのも大きな特徴という。幸いにも周囲に倒産したという会社が無い。起業してから28年経過しているが倒産という二文字が浮かんだことは無いが毎日のようにキャッシュフローには目を配り、いつショートするか、解決方法はという悩み不安は常にある。これは中小企業の創業経営者は避けて通れない道。しかし、歴史ある会社の経営者の話を聞いていると羨ましい位にお金に困ったという話が出てこない。三代、四代目の経営者は資産も十分にあり減らさないようにすることが経営のようだ。ここ十数年で本社、別館、機材センター、足立支店と土地建物に投資してきた。これらの投資がこれからの会社の基礎になる。そのためには縮小する経済にあって独自のブランドの確立が必要だ。第一弾として来年度は作業ユニホームを一新する予定。30周年に向けてアイデンティティの確立が必要だ。

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