社員教育

社会人になってからよく聞く言葉に社員教育がある。この言葉の意味するところは会社に入ったら稼ぐということ。そのための教育。小学生から大学まで〇〇教育の前に付く言葉は耳にしない。例えば生徒教育、学生教育、先生教育などは聞かない。これは授業料などお金を払って勉強する時には使わない使えない言葉と理解している。就職してお金を貰うような立場になると教育し一刻も早く会社、社会に貢献しなければならないために社会常識に始まり名刺の出し方、挨拶、宴会の席順など会社の風土に合った教育が必要になる。その前提として親が子供にする家庭での教育がなされていることが最低条件である。しかし、最近の若者はこれら家庭の教育があったか疑問だ。挨拶は出来ない、返事はしない。言われなければ何もしない。言われたことしかしない等、家でこんな生活をしていたら親にぶん殴られたものだ。一刻も早く自分の力で生活したいと常に思っていた。我らの時代は当たり前のことだ。どこの会社も即戦力を欲している。だから教育するのだが先輩社員もなっていない。気が付いたらその場で叱ったり指示しなければならないことがあっても知らんぷりしている。会社全体の雰囲気もどんどん悪くなる。陰で文句を言っても何も解決しない。気が付いたら行動、率先垂範が会社の命の根源。本当の社員教育は社員同士で行うことが成長になる。一昨日、蓼科の保養所に行ってきた。緑に囲まれた中でのゆったりとした時間を過ごした。睡眠も信じられない位、熟睡した。このリラックスできる場所と時間が取れる環境は大事だ。自分への心の再教育とご褒美と感じる。

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