休日のような平日

新型コロナの影響で会社の電話もかなり少なくなっている。メール受信も少ない。こんな日常から経済活動が鈍くなっているのが分かる。今日のお昼に近所へ弁当を買いに行く途中、日本料理屋のオーナーに偶然会った。そのお店もご多分に漏れずお店は休業。今月だけでも10件の団体の予約がキャンセルになったという。そのオーナーのお店は自家所有しているため今、問題となっている家賃の支出は無いが当然に建物の返済がある。家賃問題だけでなく自社所有の土地建物のローンがどこにでもあるはずだ。悪のスパイラルの中にすべての業種が吸い込まれていく。当社の事業も遅かれ早かれこのスパイラルに飲まれるだろう。これを回避するにはと毎日考えている。流通業界での有名な言葉に「店は客のためにあり、店員と共に栄える。」店を会社に客は取引先、顧客と店員は社員と言い換える。今この時に冷静に顧客のために何が出来るか、今までの反省点は何か考える重要な時間と捉え、拡大から集中へも大事。孫子の言葉「十をもって一を攻めよ」とある。これからの時代は未知の世界だ、生き残るための方策を考える時間が十分に与えられたと思い、方向性を整理しこの不況の波から抜けていく覚悟が必要。自分のため、会社のため、顧客のための目標をもって一丸となることが大事だ。今こそチャレンジ!

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