変化と知恵

最近、世の中は働き方改革に始まり労働者側に立った制度改革や外国人労働者の雇用促進など激変している時代。事業承継を諦める経営者も多いと聞く。中小企業の生き残りについて常に考えている。生き残る条件として自分なりに考えていることが「自社ブランドを持つ」「市場を持つ」「価格決定権を持つ」「変化し続ける」の四つがある。中小企業にとって実現することはかなりの努力が必要である。特に建設業界にあっては川下に行くに従い価格決定権など及ばぬ話となっている。しかし、「この会社なら」ではの特徴ある技術、営業力、設備力、品質の高い施工力があると価格決定権は持てるのは事実。ただし、この実現は社員一人一人の意識改革が重要となる。今行っている仕事がベストであるという考え方ではクリア出来ない。重要なことは「変化し続ける」ということ。この変化を感じた時にどのような知恵を出すかが大事なこと。変化が起きた時は必ず批判なり文句が出るのが世の中。ではこの変化のタイミングで拒否するとどうなるかは過去のお付き合いのある破綻した会社を見れば一目瞭然だ。解決方法は当たり前のことであるが文句や批判を言う前に代替案が必要、その代替案は自分だけの利益追求では通用しないことだけは明らかだ。仕事はひとりでは出来ない。企業の崩壊は「企業の使命と社員の行動に一貫性が無くなった時」と言われている。常に前向きなコミュニケーションが必要だ。

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