術後リハビリ

23年4月末に都立駒込病院に入院、脊柱管狭窄症の手術を行った。術後の定期健診では埋めたチタンネジの固定も変化なく腰痛も治り、足の痺れも無くなった。しかし、昨年の10月頃から右足の筋肉の衰えからか足の指先が思うように開かなくなりはじめ歩行もぎこちなくなり、会社近くの整形外科リハビリに通うようになった。週に3回20分ほどのマッサージや屈伸など筋肉回復のリハビリを行ってきた。最近やっと小指が自分の意志で動くようになり、歩行も通常に戻りつつある。この年齢になり筋肉を付けるということは想像以上に時間がかかる。ゴルフはお医者さんが言うには自分のリスクでプレイするならいいよと言われているので怖くて全くスポーツはやっていない。余計に筋肉は衰えるばかりだ。ゴルフは決して人並みとは言えないがコンペには積極的に参加してきた。人脈創りには最高のスポーツだ。普段会えない上場企業の役員と一日行動を共にする機会はゴルフしか無い。この点だけは悔やまれる。2月は誕生月だ。この年まで会社を経営しているとは思いもよらなかった。大学を卒業するときに30歳で社長になるという単純な知能。今考えると子供じみた発想であったがなんと今でいうフリーターを1年やり、当時市ヶ谷にあったCBSソニーのディレクターのアシスタントをやりスタジオの手配など雑用をやっていた。当時は森田公一とトップギャランやピンクレディのデビューなどの時期でもあった。この世界は才能が無いと全く生きていけない。自分の無力さを実感した年でもあった。この後、生活のためサラリーマンに戻り、卒業後18年経っていた。40歳直前にこの会社にいても良くて役員止まりと思った瞬間に辞表を出して退職。格好よく起業となったが全く仕事などあるわけがない。休日には宅配便のアルバイトで日給6800円で凌いでいた。こんな事をリハビリ中、たまに思い出す。さあ、早く筋肉を付けよう。

カテゴリー: 日記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です