東防連委員会

東京防犯協会連合会の長寿社会対策委員会に出席してきた。議題の中でも特に高齢者を狙った特殊詐欺の実態を知った。自分自身も高齢者の仲間入りをしているが人をだます手法は年々手が込んでいる。会社に架かる電話はほとんどM&Aか株、マンション投資話が多い。そんなに儲かるならば自分でやるのが第一だ。と思えば未然に防げる話ばかりだ。汗をかかないで儲けることはありえない。闇バイトもしかり、なぜ簡単にお金が稼げるか疑問を持つことが出来ないかを一呼吸おけばわかること。こんな簡単な仕組みに引っかかるのはコミュニケーションが成り立っていないことが要因のひとつ。そして身近に相談する相手がいない。一番の問題は高校、大学を卒業する前に教育の一環として詐欺の実態を勉強させる時間が絶対に必要だ。以前、退職した社員の中にもお金の問題でにっちもさっちもいかなくなり消えていったものがいる。結果として正直に言ってもらえば解決できる話が多い。翌日は母校である電大経営同友会主催の特別講演会、特殊詐欺とは無縁のカーボンニュートラル社会に関連した講演。日本の食料自給率、エネルギー自給率からはじまり行くところは脱炭素化をいかに持っていくかが課題。次の日は電力協会の忘年会に出席。ここでも電力使用量の現状についての話題。エネルギー問題は国策として整理し方針を示さないと安全な国にはならない。世界の戦争の根源はエネルギーの確保のための領土拡大に尽きる。今年も残るは3週間あまり、社員には来年の仕事初めに各個人の3年先の目標を発表してもらう。目標を考える習慣は今までにはないと思う。個人としては大学卒業したら30歳で創業と目標を立てた。できる出来ないは別として自分の未来を考える良い時間になってほしい。

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