東京都電力協会平成28年度第65回定時総会

本日午後3時より日暮里ホテルラングウッドにて電力協会の総会に出席する。当社は上野地区電力協会に所属しており上野地区は旧支社の上野、葛飾、足立の3地区よりなる。平成19年より上野地区常任理事に委嘱され早9年になる。この9年の間、電力業界は天地がひっくり返るほど大激変した。電力の自由化が徐々に始まり2011年には東日本大震災による原発事故、これを機によりいっそう自由化が加速して東電自体も3社に分社化される時代になった。今回の総会は分社化されて最初だ。東電からの説明報告もある。新電力との販売競争も激化しており今は競争の波にはかぶっていないが2020年からは送電部門も自由化される。当社にあってはこの送電分野の仕事がメインでありどのような競争になるか想像もつかない。ただ云えることは送電は字のごとく電気を送る基盤だ。電気が送れなくなると日本の経済活動はもちろん国民生活にも大変な影響を与えてしまう。ここの自由化の目的は単にコスト競争をさせるだけが目的であるならば国民全員が悲しい結果になることは目に見えている。ライフラインの大切さを今一度コスト面以外からも十分すぎるくらい検討する必要がある。このまま進むと大停電事故が必ず起こると確信している。

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