人物評価の難しさ

今年の4月入社の新入社員が退職する。わずか5か月間の勤務だ。入社以来、会社負担で酸欠作業主任者の資格を3日かけて取らせたり低圧電気取扱いの資格を取得させた。机やパソコンも専用に揃えた。投資をしただけで何も会社に残らない。この子は昨年の荒川区とハローワークの合同面接会において積極的にアプローチしてきた。その熱心な売り込みと積極さに期待した。しかし、社会に出て仕事に就くという意味が分からないで卒業、就職というレールに乗ってしまったようだ。これは私の人を見る目がまだまだである。若さに期待という言葉があるが根本は本人が会社に入りたいだけなのか、この会社に入って人生を賭けて仕事をしたいという気持ちなのかという心を読めなかった自分に悔しい思いだ。辞める理由は自分の至らなさで迷惑をかけているので一から出直したいという単純な理由だ。当社で勤まらなければ他の会社何処へ行っても勤まらないと思う。また、転職を繰り返し最後はフリーターになり世の中を批判しながら生きていく人間が日本にひとり増えてしまう。

カテゴリー: 日記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です