形見の三味線

昨日、修理に出していたおふくろの形見の三味線が出来上がった。この三味線はおふくろが日本舞踊の後、三味線を習うため買ってあったもの。おふくろが使わなくなってから三男が引き取り三味線にチャレンジし保管していたが使わなくなり太鼓の皮も破れ弦も切れていた。あるきっかけで小唄の会に入ることになりお稽古に何回か出たところ、唄よりも三味線の音色が気にいった。ふと思ったのがそういえば、おふくろの三味線を引き取り三男が三味線をやっていたのを思いだし早速、兄貴に連絡し譲り受けた。教本や初心者向けのDVDを購入。音だしをしたがチューニングが結構難しい。ギターのようにフレットもなく唄に合わせた調子合わせも必要だ。まあ、ゆっくり習得していこう。平成10年5月におふくろが亡くなって17年の歳月が経つが三味線によりおふくろの元気な頃の顔が蘇った。

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