強い思いと努力

今日で年末から年始にかけての休暇が終了。今回は全くの寝正月であった。この間、明日から始まる仕事をずっと考えていた。社員に対しては昨年出来なかったことの反省、今年の目標を考えるようにと伝えてある。毎年、国家資格を中心に例えば電気工事士や電気工事施工管理技士など下位の資格保持者は上位の資格取得を目指すことを目的とさせているが実現できる者は少ない。制度として資格を取得すれば給与は大幅にアップするが欲以前に目標を自ら設定することが出来ない。これは今に満足しているのかというとそうでもない。ではどうしたら良いかを自分で考える習慣や将来に対して自分はどのように生きていくか真剣に考えたことが無いか、考えようとしないからだと思う。今朝の読売新聞に京セラの稲盛和夫名誉会長の記事を読んだ今回のブログのタイトルはそこから拝借した。稲盛氏が27歳で京都セラミックを創業した当時、この会社を京都一にしようから始まりさらに世界一にしようという強い願望があった。さらに記事の中に「カエルは熱い湯に入れると飛び出していくが、水を徐々に温めても温度の変化に気づかずじっとしている。ぬるま湯の中で育った人は苦労を知らず、現状を打破しようという強烈な思いを持ったことが無い。ぬるま湯に入ったカエルは茹であがり死んでいく。当社にあっても中堅といわれる入社年数の社員がカエルになっているのではないか。経営が厳しい中にあっても創意工夫が鍵になる。今の仕事のやり方をそのまま続けて良いか真剣に取り組まなければならない。平成4年創業時から10年間は一番の得意先の売り上げは100%であったが現在は50%を切っているが当社にとってもお得意さまにとっても率では表現できないほどお互い無くてはならない存在になっている。大事なことは世の中の変化に対応する見通しと柔軟な対応能力だ。今年はあらゆる面においても種まきから木を育て、育った木はさらに花を咲かせる大事な年になる。

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