富岡製糸場世界文化遺産登録

今朝、当社の常務よりメールあり富岡製糸場が世界文化遺産登録へ諮問機関より勧告とのニュース。富岡製糸場は吉川家のルーツだ。今は亡き親父がここでサラリーマンをしていた。工場敷地内の社宅や隣接する家屋で兄妹7人の内、6人がここで誕生した。当時の社宅は会社の階級そのままで出世とともに大きな社宅へと引っ越しがあったようだ。この社宅は現存している。また、広い工場内の倉庫で遊んだ記憶が未だに残っている。幼稚園は近くの甘楽幼稚園に通ったが恐らく半年ぐらいで東京へ引越しのため退園した。親父は今で云う脱サラの走りで一家8名で見知らぬ東京で事業を始めた。事業も軌道に乗り当時の上司であった方を経理として呼び寄せた。子どもながら部下と上司が逆転する事実を見てやはり社長はいいな!と子ども心に思ったのが経営者になる切っ掛けとなったかも知れない。以前のブログにも書いたが小中学校の春夏冬休みは必ずひとりで一ノ宮にある親父の実家へ泊りに行っていた。夏には近所に鏑川があり当然プールが無いため毎日川で泳いでいた。また貫先神社や天然氷のアイススケート場もあり勉強した記憶が全くない。今年の正月もひとりで思い立ったように貫先神社にお参りしてきた。お墓は無くなっても故郷は心の中に今でもある。

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