人材育成の長い道のり

創業から21年、2年後には定期採用を始めた。社内会議を毎月開いて開口一番には「オ・ア・シ・ス」「報・連・相」の重要さを説いているが一部の社員は実行出来ない。出来ない理由をインターネットで検索しても書かれている内容は皆同じ、本人の問題。私の考えはごく当たり前のことであり特に経験から得たものでもない。出来ない人間は社会人になる前からこの当たり前の教育がなされていないか、無視しても生きてこれた社会環境であったかのいづれかだ。本人にとって報告・連絡・相談の意味は問われることなく、生きてきた無駄な時間をどう取り返すかが、これからの勉強によりその社員の将来が問われる。しかし、この点はこれから本人の人一倍の努力と問題意識の継続で必ず挽回できる。会社にとっても貴重な戦力を増やす意味でも重要な問題だ。ひとりの社員のミスが会社の大きな損失にもなる。根気よく諦めずに分からせるにはどのようにするかが人材育成の鍵。出来ない人間を出来るようにすることも経営者の能力でもある。しかし、言わなくても出来る社員は沢山いる。人材育成の難しさと道のりの長さを痛感する。

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