お墓詣り

昨晩、親父とお袋が夢に現れた。毎年、親父とお袋はこの時期には群馬へお墓詣りに行っていた。親父の晩年はお袋が平成10年に亡くなってからは私の方から車で行こうと誘っていた。この時の嬉しそうな顔が思い浮かぶ。高速で富岡インターを降りるとまず行くのは農協に寄って野菜や自然薯等の買い物、自ら製粉しているうどん屋に寄ってご近所に配るうどんと自分でこねて作るためのうどん粉を大量に買う、そして七味唐辛子屋さんへ大辛の七味唐辛子を買うと決まっていた。一ノ宮の親父のお墓と田篠のお袋の実家のお墓詣りを済ませてからお袋の実家へとお邪魔する。毎回、うどんをご馳走になりお酒を一杯飲んでから帰るのが行事であった。先月のお盆に群馬に行ってきたがやはり旧盆のこの時がお墓詣りの実感がある。親父とお袋、一ノ宮のおじいちゃんとおばあちゃん、そして親父の戦争で亡くなった兄貴が眠る尾久にある華蔵院に先ほど行ってきた。この華蔵院の墓地は親父が生前誰に伝えることなく購入していたもの。群馬では自分で吉川家のお墓を作って守り続け、自分のお墓も子ども達のそばに建立した。さすがの親父だ。

カテゴリー: 日記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です