還暦

明日、還暦を迎える。生まれた干支に戻る、赤ちゃんの魔除けで着た赤い布等をまとう等生誕から人生60年の節目として祝われてきた。今、還暦を迎えるに当たり干支の12年ごとの節目より20年ごとに自分の人生が変わってきたなと思う。20歳の成人式は大学生で勉強に打ち込む世界とは無縁で麻雀や軽音楽で時間を潰していた。ただ、その時の付き合っていた友人は今でもお付き合いはづっと続いており勉強以外の人生の人脈の基礎となっている。学生時代にもっと勉強していればと頭をよぎることがあるが、その時間にたくさんの友人が出来たと勝手に解釈している。40歳でサラリーマン生活を卒業して現常務取締役と二人で会社創業。突然の退社に周囲は驚くが本人はいたって呑気である。当初は仕事量が十分でなかったがお付き合いのあった会社から以前にも書いたが自分仕事とは関係ない太陽光発電基礎調査報告書(東急不動産発注)やカタログ製作など発注してくれた。何よりも事務所費が親父の会社である七福金属(株)の倉庫改修して無償で使わせていただいたことが大きい。車両も一台も無く現場に行くときは七福金属のトラックの社名をテープで隠して使用するなど周囲の援助で立ち上げ出来た。土日の休みは宅急便のアルバイトで日給6800円を貰った。自分の価値とは?と真剣に悩んだ時期でもあった。自分の助けられたこと出来事を念じ困ったひとを助けるという親父のDNAを何とか引き継いでいきたいと思う。60歳を迎える今、新しい会社見守りサービスの(株)ネットミルの営業開始もスタートする。定年退職を迎える大学時代の同級生はなんで今更新しいことを始めるの?と笑われるがこれも次の20年のため。20年後の80歳は何をしているのだろうか楽しみだ。

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