愚痴

昨晩、自宅近所にアジア料理屋というか多国籍料理屋というか居酒屋というか訳のわからないお店がオープンした。チラシはアルコールなんでも250円とあり価格にひかれて家内と食事に行った。テーブル席が5つ有りその内の2卓に会社帰りのサラリーマン。その横のテーブルに運よく座った。飲むにつれ2卓のサラリーマンの会社に対する愚痴がそれぞれ始まった。社長の経営方針が何を言っているか分からないに始まり給料のこと、自分の評価が低い、あの社員は仕事が出来ない等ありとあらゆることをぶちまけていた。そんなに嫌なら会社を辞めてしまえばいいと思うのだがこれがサラリーマンの愚痴で明日への活力になっている。しかし、不満を述べているだけでは何も変わらない。言う前に行動ありき。私も20年前までサラリーマンをしていたが30代で管理職になると会社側の立場がよくわかる。いかに売上を伸ばすか、利益を上げるか、自分の給料分を稼ぐことがどれだけ大変か、管理職の時に年間収支予算を作るのだが特に売上は絵に描いた餅。毎月の常務会に報告する予算比のマイナスの言い訳に何回胃が痛くなったか思い出す。愚痴を言っている暇は無かった。愚痴で飲めることはまだまだ余裕があること。それはそれで羨ましい。

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