編集手帳

今朝の読売新聞の編集手帳欄に掲載された面白い記事があった。原文をそのままに書くとパトリシア・コーンウエルの推理小説「真犯人」で主人公の女性検屍官が語る「医学校時代によく言われたの。ひづめの音が聞こえたらシマウマでなく馬を捜せって。一番ありそうな診断をしろってことね」何も難しいことではない、教えられなくても誰もがシマウマではなく馬を捜すだろう。これから先般のJR石勝線のトンネル内の火災事故へと続くがまさに煙が充満したらまずは火災を捜すと思うのだが・・・真っ先に捜すべき馬は「火災」でなくてはならないと書いてある。人災はこういう常識が外れたところから始まる。当社も多種多様な仕事を毎日行っている。安全はひとりの判断に任せるのではなく複数の確認が必要だ。

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