電源車出動

11日(金)午後2時46分マグニチュード9.0という誰もが経験したことのない大地震に見舞われた。たまたま会社におり地震発生とともにガスの元栓を切、入り口ドアを開放して道路に出ると電柱が大きく揺れ動き車庫の車は今にも走り出しそうに前後左右に大きく揺れている。その後の被災地の状況はテレビで見る悲惨な状態。引き続き福島原発の想定外の事故へと続いている。当社の社員の実家も被災地に有り連絡方法や帰る手段も無い。よって安否情報を得る手段がない。どうしようもない無念さが続く。自分として会社として何が出来るか思案中のところ`東電より計画停電の報道。その中に荒川区も含まれていた。一回の停電が数時間。夜中に荒川区の区長宛にメールを入れる。当社の電源車を停電地域の必要な建物に提供する旨申し入れする。翌日に区の担当者から特別養護老人ホームに対応できないかとの連絡あり、その日の夕方に現地に社員を派遣し調査。今日社員6人を出して仮設配線を行っている。これで停電時、電源車を出動させ発電機を回せば夜間の照明やコンセントの使用が出来るようになる。新たに設備投資した3台目の電源車がこんな時に役に立つとは思いもしなかった。`荒川区で育ち荒川区で創業し生活している。少しでもお役に立てれば幸いだ。

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