宿題

昨年の仕事納めの会議で社員全員に休み明けにレポートの提出を求めた。内容は「自分の給料を上げる方法」について自分と会社、顧客を対象にした提案を書くこと。給料は一年経てば自動的に昇給するということは有り得ない。たまたま日本経済が成長していたに過ぎない。売り上げ増が無ければ給料が上がる原資は無い。後ろ向きなコストダウンは自分の手足を食べているのと同じ。いかにして自分の能力を昨年より今年、今年より来年と高めるかがキーポイント。個々の社員の能力は未だ3割しか使っていない。この点に気づいて欲しい。7割の持っている能力にいかに早く気が付き自分で開拓するかだ。今までは働く社員の後ろで言われた仕事を消化していれば生活が保障されて来た日本。世間では黒字会社が2割5分と言われているが残りの7割5分の赤字をいかに少なくするかと今回の宿題は同じ。今年の4月には3人の新卒社員が入社する。先に入社すれば先輩という時代は終わっている。

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