兄妹会

昨晩、数年ぶりの兄妹7人が揃った。親父が創業した会社が50年近くになり建物の老朽化が目立ち、建て替えの時期になった。平成20年親父が亡くなり二代目社長をしていた次男が会社を譲り受け今後とも社名は残していくことを前提に相続を行った。今回の建て替えでは工場に賃貸マンションを併設するという土地活用型だ。全員が集まったのは相続時に会社の株式を持っている兄妹に正式に建て替え事業の説明を行い理解をしてもらうことが目的。私ほか二人の兄弟は次男の会社の維持存続を願い株式の譲渡を辞退した。説明後、尾久駅の近辺にある和食ファミリーレストランで軽く飲み会を行った。このような光景は親父、お袋が存命の頃は年がら年中実家に集まり忘年会、新年会、誕生日、父の日、母の日とカレンダーに合わせ食事会をしていた頃が思い浮かぶ。七人の内、現役で働いているのは3人だけだ。60歳から72歳まで七人もいるとそれぞれ色々な人生を歩んでいる。話にでるのはお墓をどうするかとか孫にお金がかかるとかの話、そんな年になった。親孝行したいときには親は無しとは良く云ったものだ。

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