台風7号の影響

今朝、出勤すると1階の奥でポタポタと水の音、天井を見上げると照明器具の横から雨水が床に落ちている。2階に上がると事務所ドアの上部からもポタポタと落ちて床が水浸しだ。嫌な予感がして3階の事務所のドアを開けた途端にタイルカーペットも水浸しになっている。ちょうど社員2名が出勤してきて原因を調べると以前にもあった3階バルコニーの排水口蓋にゴミが付着してバルコニーがプール状態になっていた。この原因を取り除くと水漏れはすべて止まった。事務室内の分電盤の中にも水が浸入していた。昨日は足立支店の物が飛ばされないかと社員が巡回してきた。強風予報に頭がとられていた。荒川区役所からも指示が来る前に現在施工中の物件の足場のメッシュシートの畳み込みを行い、産廃コンテナの中身が飛んでいかないように確認している。このような状況を休暇中の社員全員にメールを発信したところ何名かはこれから会社に向かいましょうかとの返信があった。これから関東に7号台風が向かってくることは十分承知の上で厳しいことを言う。残る社員は会社が壊れかけているのに「承知いたしました」「確認しました」「お疲れ様」の返信だ。自分が勤めている会社の一大事になんという他人事の言葉。会社は城だ、もしこのまま浸水が続き電源、LAN配線、パソコンなどが使えなくなったら仕事がストップしてしまう。言葉だけでも良い、何かやることはありますか?向かいますとかの心配する言葉を発することが脳裏にも浮かばないのか。リスク管理ができないこの会社の将来は無いと確信する事態だ。この人を思う気持ちはお客様の対応にも表れていると思う。自分の食いぶちは何なのか?誰かがやるだろう、自分の与えられた仕事だけをやっていれば生活できるので会社は関係ないと思っている。愕然としたがこれがわが社の現実と実力と思い知った一日だ。残念の一言。明日は晴れるようだから会社の窓を開け新しい空気に入れ替えよう。

 

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