会員増強

コロナ禍以前と比べて各種の団体の会員が減少している。原因はさまざまであるが入っていてもいなくても何も変わらないという事実がコロナ禍後に明らかになっただけだ。外郭団体に入るメリットデメリットを論ずると会合に出ている人はメリットを感じることが多い。ただ単にお付き合いで入会するとデメリットばかりだ。如何に会合に出て人脈を作るか或いは出来るかは本人の行動次第。宝くじも買わなければ当たらない、日めくりカレンダーも自分の手でめくらないと次の日が見えないのと同じだ。昨日は母校の東京電機大学経営同友会の総会と東京女子医大教授の特別講演会、その後の懇親会に参加。総会では会員増強のために帝国データバンクに全国の電大卒業生の中で社長となっている企業名を調査したところ1400社弱の数字、荒川区内では6社しかなかった。荒川区内の全企業者数は約5500社ある。とてつもなく少数派だ。区内に創業して30年以上になるが未だに卒業生と会っていないのが現状。古いデータではあるが週刊エコノミストの2015年度版は私学で創業社長率は日本一という記事が出ている。卒業生で社長なっている知名度の高い企業名はケーズデンキ、亀田製菓、トプコン、カシオ計算機、横河電機、マクニカなど上場企業も多い。企業ではないがトニー谷氏、小説家の新田次郎氏、元内閣総理大臣秘書官の飯島薫氏、マジッシャンの前田知洋氏、特撮監督の円谷英二氏など多彩な顔ぶれだ。現在の経営同友会の会員でもこの会社の技術があっての製品は数多くある。要するに世の中の裏方の基本的技術開発を行っている企業が圧倒的多い。建学の精神である「実学尊重」「技術は人なり」「学生主役」の理念のもと今後も大学に関わっていきたい。

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