限りある時間

一昨年から、身の回りの訃報が続いている。若くて75歳、ほとんどが80代が多いが昨年、最近調子が悪いねとかいう会話をしていた方々が多い。去年は今の自分を創ってくれたサラリーマン時代の上司、七人兄妹の三男、40年近い付き合いのあった古谷一行さん、社員などをはじめ数えきれない程の近しい人とのお別れがあった。自分の寿命が分かる方法やあの世へ行ったらどうなるのか、以前では考えられないことが頭に浮かぶ。今年は長年の苦痛の元であった脊柱管狭窄症の外科手術を行った。手術は大成功、腰痛も無くなり右足の痺れもまったく無い。ただし、長い間自然に歩き方が変わっていたのだろうか右足の筋肉の衰えが感じられる。先生は治るには1年くらいの時間が必要とのこと。この手術前は整体、マッサージ、針治療、整形外科でブロック注射などありとあらゆる治療と称することにチャレンジしてきたが、すべて一時しのぎの痛め止めに過ぎなかった。もっと早く手術をすれば良かったと悔やむ。スポーツは術後一年はリハビリに集中してくださいときつく言われている。それは腰骨にチタン板とビスが4本付いているから当然だ。また、新型コロナにも感染した後は風邪を引き、初めて1週間会社を休んだ。来年の2月で72歳となる。子供のころは60歳過ぎるとお爺さんお婆さんで腰も曲がり死んでいく行くのが当たり前であったような気がする。孫の長女も成人式だそうだ。人生100年時代と云われている今、まだまだやらなければならない仕事が沢山あるが創業32年目に向かって初心に戻りオンリーワン企業になろう。

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