コロナ後遺症

コロナ感染後、仕事復帰しているがずっと風邪をひいているかの如く胸がつかえて、たまに咳がでる。体温は平常だが何となく怠い。助かっているのは世間はお盆休みが多いようで会社の電話もほとんど鳴らない。先般の腰痛の手術後も順調で腰の痛み、足のしびれも皆無になった。後はこの怠さの克服だけだ。今週の金曜日は夏季賞与支給日。しかし、数か月前からこの日は約束があり創業以来初めて賞与支給日に挨拶ができない。このコロナ禍にあって売り上げも打撃をうけて低迷してきた。しかし、この間、毎年の昇給はしっかりと行ってきている。給料と賞与は経営者から見ると明らかに性格が異なるが一方の社員からすると賞与は出ることが当たり前と思っている。確かにサラリーマン時代は当然のように考えていたが、管理職になり年間予算収支を組み立てると口で言っているだけでは自分の給与が出ないことが分かる。一生懸命やっていれば報われるという世界は実業界には無い。まず行動し収入増の確保が当たり前。冷静に考えると例えば1か月分の賞与を2回出すとなると14か月分の年間収入の確保が必要だ。この15%近い売り上げ増を目指することは大変な労力が必要。売り上げは給与の根幹。売り上げ減なのに昇給している会社は見当たらない。しかし、経営責任として社員の生活と事業の将来にかけての原価を上げていくことも勝負のひとつだ。卵が先か鶏が先かという話においても事業は先ずは投資してからの回収、社員への配分を連続していく必要がある。世間をにぎわせている会社のようにならないためにも知恵と工夫、そしてコミュニケーション力をつけて差別化を張っていくことが重要。昨年と同様のレベルを続けていくことは後退していると同じ。チーム力を高めて、逆指名を増やし競合他社に勝っていこう。会社は継続と成長そして一定の利益確保をしなければあっという間に破綻する。ちょっと考え方を変えるだけで会社は成長する。

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