きたシティ

板橋区・北区・荒川区の城北地域のものづくり企業、挑む20社が7月8月第201号に掲載された。表紙は荒川区西川区長、北区やまだ区長、板橋区は坂本区長の挨拶が載っている。前号に引き続き志幸技研とネットミルも会社概要の広告を出している。発行部数は19万部といわれているのでそれなりの広告効果は見込める。広報は繰り返しが大事だ。ネットミルはコロナ禍以前は全国の展示会に年間、数回出展していた。毎年来場者は同じ人が来る場合も多いので製品の理解も深まる。何といっても中小零細企業は広報予算なんてものの発想が乏しい。これはものづくりであれば発注者が固定されており今更、社名の知名度を上げる必要性が無い。ネットミルは自社ブランドで開発から販売まで一貫して作ってきた唯一の製品。こんな無謀な挑戦は普通はできないと確信している。ではなぜ挑んだか。今なら時代の先読みとか偉そうに語れるが当時思っていたことはメーカーになること、自社ブランドを持つことが夢のひとつ。その夢を実行しただけである。今考えると無謀そのものであるが結果は荒川区の高齢者の見守りで採用、そして関西電力とも業務提携するなど思った以上の成果が得られている。経営者にとっての無謀さは結果として進むか後戻りするかは紙一重の懸け。運を天に任せるという投げやりかと思う言葉もあるがこれは勝負と言い換えれば納得がいく。仕事とはエスカレータの下りレーンを逆に上に向かって歩いていくことだ。歩みを止めればそのまま下に行く。常に前に歩いていることが大事、倒れれば後ろにいる人も将棋倒しになる。一人だけの人生ではない。

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