ホウレンソウ

入社の面接、毎朝の朝礼時に事あるごとに「報告・連絡・相談」の重要さを話している。こんなことを30年以上続けている。正確に言うとサラリーマン時代の管理職の時から数えると40年も言い続けているが言う方は覚えているが云われる方はどうなのか?この2週間で2回も客先に呼ばれて謝罪に行った。先方に伺って初めて聞く話ばかりだ。社内で毎日会っているのに全く報告が無い。社長と来いという話で嬉しい事は経験上ないことは分かっている。行ってみて分かることは未然に解決できた案件ばかりだ、あたかも社長の指導が悪いという言い回しにうんざりするがこれもお客の言う通りで聞いていないよという理由は通用しない。ではどうするか。任せることで成長すると固く信じているが時代が変わったか、生き方が変わったか、仕事をするという考え方が変わったか分からない。何しろ今までの経験値ではこれらの変化はキャッチできない。大事なことはお客さんが自分の給与を決めることだ。良く言う顧客満足度の裏返しが給与なのだ。人材教育をしていけば年齢と共に成長し自分の部下も成長、それが会社の発展となる。こんなサイクルは過去のものに成りつつある。山本五十六の名言で「やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、誉めてやらねば人は動かじ」これは指導者から見た言葉と考える。もし部下が「見ざる聞かざる言わざる」を本来の悪しきことを遠ざけるという意義から最近は自己保身のために見て見ぬふりをする場合にも使われているようだ。何のために自分はこの世にいるか真剣に考えてしまう出来事が多い。世のため他人のためを思う心を持ち穏やかに過ごそう。

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