40kHz超音波

先般、携帯型放電検知器のPRでメーカーが来訪、この機器は電力機器の絶縁不良時に発生する40kHzの超音波を検知すると可聴音を出して50dB・70dBの音圧をLED表示するもの。今回の製品は従来品と比べ約半額で提供するという。試しに事務所で試験したところ絶縁不良のLED点滅とブザーが鳴動。1階の事務所内のどこに向けても反応してしまう。通常は発生源の機器だけに反応する測定器だ。ネットで調べても40kHzの超音波は人体に対して悪影響を及ぼすという明解な記事は無かったがどうも気になるのでその機器を買い受けて会社が休みで無人状態の時を狙い土曜日に試験を行った。原因はあっという間に分かった。それは事務所の通用口の中に設置してある分電盤が発生源。その旨、メーカーに連絡したところこんなケースは初めてとの事。推定だが配線に影響が出ているかも知れない。早速、該当する分電盤の発注を行い交換する予定だ。電気・電波は目に見えない物だ。人体に使う補聴器やイヤフォンなど外界の影響がどれくらいあるのか興味を引くところ。身の回りには無数の電波が飛んでいると共に情報も発信・受信を繰り返している。人体以外にも情報漏洩が繰り返されている現状から電気・電波の見えるかと環境に対する影響評価が急がれる。

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