悲しい知らせ

サラリーマン時代、25歳の時の上司が危篤とのメール。当時39歳も終わりに近づく頃の年末、会社の管理職専用の長野の保養所に一緒に旅行に行った。その飲んでいる席で最近、会社を辞めようとしていないかという冗談のような口ぶりで会話したことを鮮明に覚えている。なぜ分かったのか未だに聞いていない。その会社に十数年ほど勤めをしてからのずっと今までのお付き合いだ。45年間になる。サラリーマン時代は渋谷の居酒屋、2次会は下北沢のスナックへ行き、終電まじかに小田急に乗り本厚木のご自宅で泊まらせていただき会社に出勤するなど数えられない位にお世話になった。中途採用で入社したがその方の引きが有ったようで人一倍早く管理職にもなった。その方は大学を出て金融機関に勤め、脱サラをして失敗、再度サラリーマンに転身。中途入社であったがあっという間に常務取締役に就任したが周りの役員とはかなり軋轢があったようだが部下のために自分を犠牲にしても意見を通してくれた。本当に親戚、子供のように育てていただいた。ブログも毎回のように良く見ていただきいつもいつも自分の手柄のように喜び誉めて貰った。これを書いていると思い出が蘇り字が見えなくなる。今の自分の基本を創ってくれた大恩人。本当に残念でたまらない。次のメールが届いた時はもっと悲しくなる。

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