負の制度設計

今朝、日暮里のホテルで開催された定例の朝食会に参加、国家公務員のトップクラスによる講演。カーボンニュートラルに向けたクリーンエネンルギー戦略についての講話。内容も資料も素晴らしい、久しぶりに日本の現状と将来のエネルギー政策について再確認できた。エネルギーミックスといわれて久しいが安定供給、経済効率性、環境適合の大原則があるが日本は時の政権により偏りがあり国防からも根本的な政策が揺らいでいる。質問の時間が有り、発言させていただいた。私の質問の回答の中で日本は今まで「正の制度設計」を行ってきたがこれからは「負の制度設計」という考え方が必要になってくるという。なるほどと思った。負の設計とは誰かが犠牲になる、反対が多いなど近々の地域にとっては負担が多い案件においても日本の将来のためには進めていく権利を予め創っていくという事。これは普通の政治家にとっては不可能に近いが日本の歴史を見ると改革はある程度の犠牲が出てくることも止むを得ないとして今がある。まさにロシアのウクライナ侵攻を見ているとエネルギー政策は国防の第一の解決課題だ。令和4年度もあと二日で終わる。決算は5月にならないと詳細は分からないが前年と比べてコロナ禍にあっても売り上げは大きくは落ち込まない予想であるが問題は利益確保だ。昨年と同様の仕事をしていては当然利益は下がる。利益が出なければ配分も出来ない。常にステップアップを考えていきたい。会社は正の制度設計が必要だ。

 

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