基本はホウレンソウ

インターシップの生徒や新入社員の講話には必ず挨拶と報告連絡相談の話をしている。オアシスとホウレンソウの実践は社会生活の中で基本中の基本だ。これが何年たっても出来ない。自分は出来ていると思っていてもすべては相手があってのこと。相手が感じなければ独り言と同じだ。相談することが恥だと思っているのか、あるいは自分は聞かなくても分かっていると思っているか。ホウレンソウを行わないことによる損失は大きい。結果は自分にブーメランのごとく跳ね返ってくる。特に初めての仕事に対して周囲に相談することが何よりの解決方法であるがその第一歩が分からないようだ。創業時は地中送電という言葉も知らずにこの世界に飛び込んだ。当然、誰も教えてくれない。それは当たり前の事。周囲はすべてライバル会社なのだから。仕事は選べないことは世の中の常である。生活するためには何でも乗り越えなければならない壁が必ずあるものだ。言われた仕事だけやっていれば自分の給料は貰えていると勘違いしている。創業して30年経ったが何一つ進歩していない。進歩と投資をしない会社は自然淘汰されていく。その時になってあの時にと後悔しても再出発は出来ない。経営者は5年、10年先を見るが社員は今日と明日の仕事を確実にやってほしい。その繰り返しが会社の成長になる。

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