新年安全引き締め対話

5日仕事始めの日、9時半より地元の尾久八幡神社にて安全祈願を社員全員で参拝祈願。お祓い後、挨拶回り。15時より会議室にて安全引き締め対話集会。これは昨年の反省と今年の目標を社員各自より2分に集約し発表してもらった。昨年来、電力工事事業と官公庁工事、ネットミル事業の3事業に集約したがそれぞれの仕事はリンクしていないが個人の反省と目標は共通している。大事なことは同じ失敗を繰り返さないこと、目標達成を実行するためにプランニングすることだ。言われてやるのではなく自発的に考え記録することが重要。プロセスの見直しは構わない、遠回りしても一年後に必ず成果がでる。会議後はお弁当を取り、新年会。コロナ禍後は持ち帰り可能な食事にして流れ解散にしている。今年は電力ケーブル工事に集中して人員配置を行い、地域を意識せずに受注拡大していく。4月からは新入社員も二人入社して来るが電力工事部門に配置する予定。30年前の体制に戻すが当時は6万ボルトケーブルの引き入れ工事等夢にも考えられなかったがやっとこの数年で夢がかなってきている。思い続ければ実現できる、思わなければ何も出来ない。この先もこの気持ちを忘れずにスタートダッシュしていく令和5年。

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令和5年元旦祭

今年の元旦は天気も良く1月1日、尾久八幡神社での元旦祭に氏子崇敬者として参列。午後1時より社務所を通り本殿にて祭礼。西川荒川区長、尾久警察署長、尾久消防署長を来賓に迎え宮司によるお祓いとお榊を奉納した。今年はコロナ禍以前の式後の直会いを社務所の2階で行いお清めの乾杯と食事会を開催した。崇敬会の参加者は地元の町会役員が多く、新年の挨拶もこの会合で出来るので地元の挨拶回りがいっぺんで済むので助かる。明日は荒川区の新年祝賀会に参加。サンパール荒川で開催される。コロナ禍のため区長を筆頭に区議会議長、都議などの来賓者の挨拶で終了予定。懇親会が無いため参加者はどれくらいになるか分からない。5日から会社の仕事始め。今年は原点に戻る年、30年寿命説もあるが何とか乗り切ってきた。原点とは来た仕事は断ってはならない。何でもやるのが基本。社会人としてホウレンソウ、挨拶、整理整頓、率先垂範そして人が嫌がる仕事こそ商機がある。また、不平不満、愚痴、批判は何も生まれないことを再認識する。提案と実行こそ生きる道だ。今年は新型ウインチカーの導入する年、この大型投資は5年後には華を開く。業界トップを目指す初年度だ。もう一度創業時の精神に戻り我武者羅に働く年となる。

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令和4年を振り返る

平成4年4月に荒川区にて創業して丁度30年経った今年を振り返るとコロナに始まりコロナで終わったが悲しい訃報が続いた年でもあった。一昨年の暮れには七人兄妹の三男が逝去。亡くなる何か月か前に突然電話があり、以前に私が自然気胸で入院していた状況はどうだったかという電話であった。その時は気にも留めていなかったが兄貴は何となくシグナルを送っていたかも知れない。今思うと直ぐにでも家に行って話を聞くべくだったと悔やまれる。翌年の4月にはサラリーマン時代の直属の上司でもあり40数年間公私にわたりお付き合いいただいた人生の師の一人でもある方を見送った。ブログを欠かさず見て気に留めた日記があると感想をメールで頂いて激励とお褒めの言葉を率直に言って貰える大先輩でもあった。8月には創業社長であり、青森から裸一貫で苦労してプレス工場を立ち上げ自動車業界では無くてはならない企業を創った大先輩。休日になると電話が有り、一杯飲もうとのお誘いが二十数年間続いた。常にご馳走になり元気な頃は二次会も必ず行き楽しい時間を過ごした。最後の職人経営者として尊敬していた。同月、創業以来初めて社員を亡くすという悲しい経験もした。定期健康診断の結果を大事にして治療すれば防げた内容に悔やむ。また、個人的にサラリーマン時代から三十数年テニス、ゴルフを通して旅行やコンペなど数えきれないプライベートなお付き合いをさせていただき、更には別荘までいただいた俳優さんのあまりにも早い別れがあった。今まで自分を育ててくれた先輩と同じことが出来るか甚だ自信がないがそれが出来るように精進していこうと思う。来年はうさぎ年、もっと飛んで自分の周囲にいる関係者の幸せのため頑張って行こう。

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増える忘年会

昨年の忘年会はスケジュール表を顧みると9回。今年は13回だ。人と会う回数と比例して情報量も増えていく。先般出展した新価値創造展の出展者の中にも見守りをテーマにした開発商品が目に付いた。残念ながら当社で経験してきた失敗や不具合を解決できていない製品が多く見られた。その出展者に声かけをしてこのような点を改良したほうがより良い製品になりますと数多く提案した。やはり直接会い、会話すると新しい情報交換が出来るものだ。逆に次の開発においても取り入れたい技術もあった。コミュニケーションの大事さを改めて感じた。新型コロナ禍にあって一日2万人を超える感染者とインフルエンザも増加している。最近、周囲ではコロナ感染者や濃厚接触の情報がめっきり少なくなってきているのでニュースで見る感染者数はどうも麻痺してきている。これも情報がテレビやネットでの入手になっている証拠だ。毎年コロナに始まりコロナで終わる時代が普通になってきている。これからは長期的なエネルギー問題の解決無くして政治も事業も成り立たなくなってきている。来年度実行する新型ケーブルウインチ車製作の助成金の遂行状況報告の確認のため担当者が来社し書類の確認にきた。他社においても納期遅れが顕著になってきているので納期だけは厳守と云われた。中には納期の見通しが立たずに折角の助成金を辞退する会社もあるという。コロナやウクライナ問題、半導体など部品の調達が儘ならない事態が続いている。今期中に納期の目途を付けるべくメーカーと打ち合わせに入っていく。自社の力だけではどうにもならない点もあり来年早々、尾久八幡神社の元旦祭にお参りするので最初のご祈願としよう。

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おもてなしの変移

先般、日曜日から地元の外郭団体の研修旅行に一泊二日で行ってきた。プロが勧める旅館の上位に位置する有名旅館だ。おもてなしで有名な和倉温泉「加賀屋」があるが引けを取らないという評判の宿。ところがこのコロナ禍で人手不足は顕著。60名弱の団体であるがお迎えも特段筆するところは無い。また、部屋に4人で泊まるがドアの鍵は2本だけ、温泉に入るときにも同室の人にいちいち言わなければならない。朝食券は4人一緒でないと入れないという。好きな時間に食事もとれない。コロナ禍前の団体旅行の対応そのままだ。昔は料理は一流といわれる旅館が本当に美味しかったがその味は東京の創作料理専門店でも十分だ。懇親会の食事も仲居さんが少なくお酒も自分で取りに行く状態、料理も自席で温める鍋類が中心となっている。すべてが悪循環になっている。団体であっても個人の行動は束縛されたくないものだ。まして、おもてなしで売っている宿泊施設はせめて鍵は各自、食事も個人で自由にいける環境創りが必要。それには設備投資も伴うが生き残りるための必要投資だ。これからはおもてなしよりも自由時間を本人の思うがまま過ごせる宿泊環境を創れるホテル・旅館が生き残れる条件だ。良いところは数十億で改装したという温泉施設だけであった。

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40kHz超音波

先般、携帯型放電検知器のPRでメーカーが来訪、この機器は電力機器の絶縁不良時に発生する40kHzの超音波を検知すると可聴音を出して50dB・70dBの音圧をLED表示するもの。今回の製品は従来品と比べ約半額で提供するという。試しに事務所で試験したところ絶縁不良のLED点滅とブザーが鳴動。1階の事務所内のどこに向けても反応してしまう。通常は発生源の機器だけに反応する測定器だ。ネットで調べても40kHzの超音波は人体に対して悪影響を及ぼすという明解な記事は無かったがどうも気になるのでその機器を買い受けて会社が休みで無人状態の時を狙い土曜日に試験を行った。原因はあっという間に分かった。それは事務所の通用口の中に設置してある分電盤が発生源。その旨、メーカーに連絡したところこんなケースは初めてとの事。推定だが配線に影響が出ているかも知れない。早速、該当する分電盤の発注を行い交換する予定だ。電気・電波は目に見えない物だ。人体に使う補聴器やイヤフォンなど外界の影響がどれくらいあるのか興味を引くところ。身の回りには無数の電波が飛んでいると共に情報も発信・受信を繰り返している。人体以外にも情報漏洩が繰り返されている現状から電気・電波の見えるかと環境に対する影響評価が急がれる。

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足元注意

先週の土曜日、家から出て会社に向かう途中の駅のホーム前の道路の段差で躓き一回転、こんなことは初めての経験だ。思わず周囲を見渡したが気づいている人は居なかった。数日前にも同年代の友人がお店を出て躓き、顎を強打するとともに肩を脱臼したとのこと。その1か月前にも先輩の友人が道路で転倒して顔面殴打したという。本人は普通に歩いていても少しの段差でひっくり返ることがこの年代になって分かってきた。ここ数カ月不眠で一日2から3時間位の睡眠だ。寝不足と腰痛でバランスがおかしい。腰痛については毎週、外科病院で腰にブロック注射を処方している。この注射は痛いのなんの腰を中心にじわっと広がる痛みだ。来年の4月頃には外科手術をする予定。連休前に手術できれば2週間くらいで退院できそうだ。仕事への影響は最小限になる。先般、荒川区立第三中学校で「校内ハローワーク」で講師を3クラス行ってきた。先日、学校から生徒からの講師に対してのアンケートのコピーが送られてきた。1年生から3年生までの各クラスで私の授業に参加した生徒は計四十数名。講演のタイトルは「社長」他の講師は職業についてのタイトルがほとんどだ。私の「社長」という訳の分からないタイトルに引かれ授業に参加して真剣に聞いてくれた。質問も多岐にわたり「諦めない」「人一倍の努力」「経営者と社長の違い」「自分を信じる」「幸せはまず与えること」など一言一言が生徒の心に響いたようだ。社長を目指したいという感想文が多かった。これからの世の中、創業社長を多く創ることで雇用も創出し社会貢献してもらいたい。体格の違いはあるが1年生と3年生と感想の内容についての全く年齢の差が見られないことに驚いた。来年以降も企画があるようなので時間の調整が合えば参加したいと思う。

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防火のつどい

本日、午後1時半集合、2時開演でムーブ町屋で尾久消防署主催の防火のつどいに参加する。コロナ禍にあって開催が危ぶまれたがコロナ前には抽選会など行いかなりの参加者がいたが今回は抽選会は無い。どれくらいの参加者が来るのか分からないが町会の防犯防火担当者も来るので200名近くの催事になると思う。講演会として落語家の三遊亭歌扇師匠の防火に関する落語。年内の行事は11月17日に東京商工会議所の会頭が変わるので就任披露が東京會舘で行われる。今月より東商荒川支部の副会長に就任したためご招待を受けた。29日は秋の尾久警察署交通安全運動の功労者表彰に尾久防犯協会長として参列、挨拶する。12月は各種団体の忘年会が始まるが例年よりかなり少ない。今年もあっという間に時間が過ぎていく。昨日には毎年の仕事納めに社員全員に配る年越し用のハム、明太子、伸し餅、日光溜り漬の手配も終わった。さあ、頭を切替て残り1か月、年末に向けて社員の意識改革と売上アップを考えよう。

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第11回電大旭祭

北千住に移転してから11年になる学園祭。神田の頃は錦祭と呼んでいた。経営同友会として今年もライブ出展する。電大の卒業生で経営者の集まりである経営同友会は約100社の会員がいる。大学の前身である電機学校は1907年に創立。NHKのラジオ実験放送より前の1924年にラジオ実験放送を行っていた。1928年には今のファックスの原型の写真電送にも成功した。経営同友会の先輩には日本の電気・通信の開発において名だたる経営者が沢山いる。少しでも先輩の爪の垢で拝みたいものだ。旭祭は今週の金曜日に設営を行い11月5日(土)と6日(日)開催となる。昨年はコロナ禍にあってハイブリットで開催、事前登録者しか入れず来校者は700名を超えるものであったが経営同友会の展示室には2百数十名の来場者があった。旭祭の初日は別件で荒川区第三中学校の依頼で毎年実施している校内ハローワーク活動の講師として3講座を受け持つ。1講座30分で講義を行う。話す内容は講師にお任せである。講師は29人いて落語家、助産婦、歯科衛生士、漫画家、保育士、グラフィックデザイナー、弁護士、裁判官、薬剤師、写真家、エンジニア、消防士など多種多様な業種の専門家。業界や仕事の話より生徒が経営に興味を持ったり自分の周囲の知らない世界がある事実を講義内容にした。ずばり「社長」になるにはという話をする予定だ。職業の選択方法から始まり社会貢献まで自分の歴史を振り返り荒川区から一人でも多くの経営者を輩出できるよう、そして将来の自分に希望を持てる話をする予定。

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働かないアリの価値

今月9日の読売新聞12版に「働かないアリの価値は?」という興味深い記事があった。その記事は寓話「アリとキリギリス」で働き者として描かれるが働かないアリが無駄な存在かというとそうではないらしい。集団の中に合って働きアリが一斉に働く集団と働かないアリが一定程度いる集団を比較すると働かないアリが一定いるほうがやや長く存続するという一斉に働くと短期的には仕事の効率が良いがやがて疲れてしまうという。働かないアリは働くアリの休憩時や緊急事態の時に出動するという推測をしている。役に立たないと無駄だという考え方は本当かという疑問を投げかけている。例として本の余白は無駄か?余白が少ないと情報量は多いが書き込むスペースが無い。逆に余白が多いと読みやすく書き込みが出来る。よって捉え方ひとつで無駄ではなくなるという考え。結果として7割くらいの力のメンバーで取り組み、予定の間にはゆとり設けるとという仕事術。残りの3割は緊急要員として考えるという結論のようだ。この3割は短期的には無駄に見えても長期的には有効とのこと。実際の事業としては3割の緊急要員は相当な付加価値をもった仕事でないと難しいがこの考え方を目標にすることは可能だ。2:6:2の法則とふせて考えるとイライラする思いは軽減される。

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