尾久西小学校入学式

4月6日(木)母校である荒川区立尾久西小学校の入学式に来賓として参列。自身の入学は65年前になる。式場にはご両親での参加も多いのに驚いた。当時父親が入学式や卒業式に来たという記憶は全くない。尾久西小学校の歴史は古く、1923年東京府北豊島郡尾久西尋常小学校として開校、その後、1934年尾久宮前小学校新設に伴い児童分離。1947年学校制度改革により現在の荒川区立尾久西小学校になる。1959年小台橋小学校新設に伴い児童分離したが2003年に小台橋小学校を統合。今年100周年を迎える。この行事には相談役として参列予定。校歌は今でも歌詞が無くても唄える「四方にひろがる大海に流れてやまぬ荒川の・・・」不思議なものだ。荒川区立第七中学校の校歌も同様だ。高校、大学の校歌はこうはいかない。断片的にしか分からない。それだけ小中学校は唄う機会が多かったかもしれない。先般何かの会議で大学を出てすぐに先生となる制度に疑問があるという発言を聞いたがまったく異論はない。社会に出て世の中の仕組みを勉強してからでも遅くはない。今年は都立工業高校の新卒が二人入社した。最近の高校生は在学中に第2種電気工事士を取得している。入社式で話しをしたことは、今までは親御さんがお金を出して勉強させてもらっていた。つまり自分のお金を使ってこなかった。これからは自分で稼いだお金で勉強する。この違いをよく考えて貰いたいという話と入社というタイミングは人生のターニングポイントの大事なひとつ。つまり、今までの過去の自分の性格や行動、趣味などは会社の人は誰も分からないから新しい自分を表現できる唯一の機会だ。例えば明るく大きな声、笑顔で話をすれば明るい子だと誰でも思う。このタイミングを逃すことは無いという話をした。そして人脈も親兄妹、友人、先生という枠組から先輩後輩、職種、業種、地域、お客、お得意様、お金などを含め数えきれないくらいの出会いや別れ、叱責、喜びなどの世界を知ることになる。そして最初は分からないことは当たり前だから恥じることは無いが、分からないことを理解し解決することが社会人だという話をした。これからの長い人生楽しく頑張ってほしい。

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出来る出来ない

仕事を頼まれると「出来ない」何も言わないと自分のペースで「出来る」これはプロとしては失格だ。仕事は時間軸をどのようにするかが大事。言われたことはすぐにやる。自分の仕事の優先順位は後だ。頼むということは自分が出来ないからお願いする。特に仕事は上位対応、上位にはお客さんも当然含まれるが先ずは社内だ。足元がふらつくと頭まで揺らぐことは目に見えている。今年度も後一日となった。創業以来の出来事が続いたがもうこれ以上の下は無いと確信している。原点に戻り、電力関連のケーブル工事、それに伴う保守工事に集中していく。今日のニュースで報道されていたが再生エネルギー発電で不足する送電ケーブル増設予算を2050年までに7兆円を予定しているとのこと。大きい数字に見えるがそれでも年間3000億円の規模だ。発電場所は遠隔地であるが消費地は首都圏となる。送電ケーブルはすべてネットワーク化されているので増設だけでは済まない。既存のネットワークも当然改修される費用も発生すると想定できる。来年度には自前のケーブルウインチカーの導入も決定している。製作についても仕様打ち合わせ中であり来週の月曜日には日帰りで発注先のメーカーの仙台工場まで最終の仕様確認をしてくる。従来のケーブルウインチカーには無い5Gの通信システムも搭載、効率化、安全性も各段に高めている。この投資により発注者にもライバル施工他社に対してもアドバンテージは各段に向上する。4月からは新卒2名の新入社員を迎える。この二人もケーブル工事部門に配属する予定。じっくりと育てていきたい。

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東京都電力協会役員研修会

3月23日(木)から1泊2日で東京都電力協会の役員研修で福島第一原発と日立パワーソリューション大沼工場の視察。宿泊はJビレッジ。福島第一原発の敷地内に入るのは東日本大震災後の翌年6月以来だ。敷地の90数パーセントは防護服などは不要となっており、廃炉に向けての作業が続いている。驚いたことは復旧作業の工事元請け会社等が60社、それらの協力会社が900社以上あり東電社員を含めて4000人の作業員が毎日仕事をしているとのこと。この仕事はあと数十年続くかもしれない長丁場。施設見学の中でALPS処理水の排水の話もでていた。取り切れない放射性物質はトリチウムであるが近い時期に沖合1キロのところで海水に放出する。人体に危害はないという安全レベルであるようだが風評被害を誰もが心配している。電気料金の上がる中、解決策はこれといったものは無い。日立の風力発電設備の視察では風速計や風力計により風車の向きを制御しているがこの制御電源は外部電源に依存している。つまり外部電源がダウンすると風力発電も停止する。種々再生エネルギーの発電設備の中で風力が24時間稼働するものと信じていたがブラックアウト時には全く役に立たないことに驚いた。工場の太陽光発電も見学したがソーラーパネルの寿命も20年程度、この寿命の根拠はパネルの半導体が1年に1パーセントづつ劣化することの予想で計算されている。寿命後のパネルの廃棄問題も課題だ。結果、エネルギーは無限にあるものではなくすべて寿命になる前に次のエネルギー源をどうするか今から出来る省エネ生活で次の世代の使える原資を残すしかない。

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荒川区尾久西小学校卒業式

3月22日、59年前に卒業した地元の小学校の卒業式に来賓として出席。コロナ禍にあって外部の参列は3年間無かった。久しぶりのお目出たい席。卒業生は2クラスで70名を超える位の規模。私の頃は5クラスで1クラス50名位いたので今の少子化はものすごく理解できる。当時は商売人以外のお宅は専用主婦が多く教育費も今ほどは掛かっていない時代。一人っ子はクラスでもほとんど居なかった。今は専業主婦と云う言葉は死語のようだ。なぜ専業主婦が出来なくなった要因は種々云われている。第一に実質賃金が上がらないことだ。また、日本の生産性が伸びない、製造業にあって地元の荒川区では印刷、プレス、溶接など製品の部品加工業が多く孫請けあるいはこの部品が何に使われているか分からずに製造している工場が多い。生産性を問われることは少なく1個あたりこの単価という数字が先に働く。よって収入に合わせた労働時間になる。労働時間=賃金という構成では付加価値は付かない。さらに賃金の低下のひとつと云われている正規雇用者に対して非正規雇用者の増加。これは働き方改革の広報の仕方の受け取り間違いや好きな仕事を好きな時間だけで生活する自由で夢を感じる生き方が持て囃されている。今は良いが30年40年後の自分の生活を想像してほしい。先般、東京商工会議所の小林会頭が荒川支部の役員会懇談会に参加された。意見交換の場で私が発言したことは今、マスコミで盛んに大手企業の賃上げを報道しているがここに出てくる企業は市場を作っている会社だ。市場を作れるということは価格決定もあるという事。それには賃金決定権も含まれている。一方、中小零細企業はその市場の中で事業を行っている。つまり決定された事項の範囲で行うしかできない故、同じ土俵で賃上げの議論は迷惑という話をした。会頭は大きく頷いただけであった。中小零細企業の生きる道はそれぞれの業界でオンリーワンになれるかどうかに係っている。

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花粉症

恒例の花粉症の時期が先月末から始まった。今年は例年になく症状が出ている。瞼が腫れて他人のような顔の朝を迎える毎日。身体も何となく怠い。それに加えて腰痛で通院している整形外科医から紹介されて都立駒込病院で詳細診察が続いている。手術のための各種の精密検査が多い。脊柱管狭窄症の手術は全身麻酔のため事前の注意事項が多くサプリもすべて止めることになった。精密検査の結果はコレステロール値と尿酸値が多少高め以外は特に健康とのこと。4月中から末頃の入院に向けて体調管理が大事になる。特に流行りのインフルエンザ、新型コロナに注意しなければならない。明日は12年も経ってしまった東日本大震災の日。丁度会社に居たが揺れに驚き外へ出ると電信柱が飴の様に揺れている。ニュースを見ると大変なことが次々と入ってくる。遂には原発事故へと想像を超える事態になってきた。翌月には復旧工事の依頼が来て社員を出す話になってきたが何時災害が起こるかもしれない現場に協力するか決断が迫る。社員の家族の了解がまず第一なのですぐに確認してもらった。それぞれの家族の了解を得て現場に向かう社員を見送った記憶が蘇る。当時の現場は当然、電気ガス水道はすべて止まり大変な環境の中、社員全員良く頑張りぬいた。この事故は関係者全員が不幸な出来事の中で兎に角納めて拡大を防ぐことが急務であった。相当に落ち着いた頃、現場に行ったがそれでも今まで見たことが無い厳しい別世界があった。今月、東京都電力協会の役員で福島第一原発の視察研修に行く。廃炉作業やALPS処理水海洋放出の解説を受ける予定。皆が幸せになるインフラ整備が急がれる。

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組織改編

平成4年に創業して31年になる。当初は電力業界の地中送電部門の保守工事から始まり、千葉を筆頭に東京、神奈川、埼玉、多摩、静岡など関東一円で仕事があれば飛んで行った。東日本大震災の影響でそれらの仕事が一旦止り相当なショックを受けたが創業後10数年で多角化を始め、東京都荒川区の官公庁電気工事等の入札案件を受注するようになり、更に新規事業で電力中央研究所との提携により高齢者の見守りシステム「ネットミル」を商品化し荒川区役所に採用された。その後、環境測定事業やホームドア工事に進出して一定の売り上げを確保していたがどちらも工程管理が難しく結果的には思っていたほどの拡大に繋がらなかった。時代と共に仕事内容を変化させていかないと継続は出来ないと痛感した。来期からは拡大一辺倒から事業を絞り込み、付加価値の高い業務にシフトしていく。電力工事や見守りは社会インフラのひとつである。そこで中心にインフラ事業部を頭に、施工チーム、マルチタスクチーム、ネットミルチームの3部門に集約。施工チームは6万ボルトケーブル工事を全国的に行う。マルチタスクチームは電力の保守部門を専門に行うほか、ネットミルで従来から行っていた街頭防犯カメラ工事保守と東京都荒川区他の電気空調工事など幅広く対応していく。ネットミルチームは従来の見守りを中心にサービス体制を継続していく。この編成により専門家を養成して他社からの参入障壁を高くして日本でトップのケーブル工事会社に育てていく。

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仕事の目的

鶏が先か卵が先かは関係ある事柄においてどちらが最初に行われたかわからない様子を表すのに最適な言葉。では「会社のため」、「自分のため」という言葉に置き換えて考えてみる。これは公務員と民間の営利目的の会社では当然異なるが。営利目的である会社は先ず、会社のためが優先だ。会社はお客様に提供した仕事の対価として報酬をいただく、その報酬を平等に配分することが経営者の重要な仕事のひとつ。社員はお客のために働く、つまりお客の会社のために働く。これが自分のために働くが最初になるとどうなるか。お客優先ではなく自分優先となるだけなら良いが問題は自分の可愛さやお客から追求されることを回避するためにお客の事を聞いているふりをして収支構わず仕事を納めてしまう。そこには取り敢えず場を納めるという「自分のため]という保身的な考えが支配する。サラリーマンは毎月決まった日に給料が振り込まれる。自分のやっている仕事の収支には関係なく、いや全く考えてもいないだろう。毎日決められた時間に仕事をしているから当たり前だと思っている。その仕事が「会社のため」か「自分のため」かを改めて考える教育も必要だ。会社の収入は日給、給料は月給。この差をしっかりと勉強しないと成長と配分はできない。来月には社内の人事や組織を大きく変えていく予定だ。この組織改革により次の成長と新たな人材育成へと繋げていく。

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MRI検査

地元の整形外科医に通い、毎週ブロック注射で腰痛治療を行っていたが、思っていたよりも緩やかな回復であり根本的な治療ではないので手術での改善をお願いしていた。紹介状を書いていただき先週に駒込病院で先生と相談後レントゲン検査、そして本日午後よりMRI検査を行うことになった。来週、結果を診てからどのようにしていくか判断する。希望としては5月の連休前に手術ができればと思っている。ここにきて身体のあちこちで不具合が見つかる。2か月前に歯医者に行きお勧めで奥歯を抜歯。その後、隣の歯が欠けるというアクシデント。本日その治療している歯の仮歯を取り型を取ったものに入れ替える。最近、周囲の知人も体調の変化による入院や検査が続いている。やはり年齢によるものが多くみられる。身体ばかりだけではないスマホも入れ替えたが数か月後にNFCのアンテナ不良ということが分かり修理中、今日戻ってきた。その間、代替品のためスイカの設定等大変な苦労をした。また、愛車のナビも壊れ修理に出すが取り寄せのため相当な時間が掛かるようだ。ディラーにそんな回答はないだろうとクレーム。今週の日曜日に代車を出してもらうことになった。すべてがネット社会のためハードの不良を確認するだけでも時間がかかる。製品に対しての不具合箇所の特定もハード、ソフトとまったく別の会社が対応しているため販売会社も苦労しているようだ。ソフトと云えばインターネットエクスプローラーも今月中旬にサービス停止になる。ネットミルもIEで表示しているので切り替え作業にてんてこ舞いしている。ソフト無しでは生きられない世界。ロシアとウクライナもネットで騙し合いの戦いをしている。何が真実かを見極める力が増々必要になってくる時代になった。

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尾久八幡神社節分祭

コロナ禍前は恒例であった境内における豆まきを今年催行する。氏子崇敬会は午後4時前に社務所に集合、本殿に移動する。本殿にてお祓いを享け、宮司の賭け声と共に用意された豆を撒く。そのころには近所の小中学生の子供たちが境内を埋め尽くしている。その後、境内に移動して太鼓の合図とともに多くの子供たちに向かってお菓子を捲く。節分は鬼を払って新年を迎える、立春の前日の行事と云われているがなぜ豆を撒くか諸説あるようだ。豆は鬼を滅ぼすで豆滅に通じるという語呂もあるようだ。子供の頃は住宅の建前の時や群馬の田舎ではお葬式の時に何やらまかれたものを一生懸命拾った記憶がある。何か手に取ると非常に得をした気持ちになった。今日はとても寒い日だ。待っている子供たちも大変だろうが子供にとっては仲間を誘い楽しみにしていると思うと寒いと言ってはいられない。大きな声で邪気を追い払い福を呼び込もう。昨晩は久しぶりに開催された母校の経営同友会の新年会に参加。大先輩で経済界でも絶賛されている経営者の一人でもあるマクニカホールディングスの創業者の神山名誉会長も出席。有難く名刺交換させていただいた。創業一代で年間売上7600億円の会社を創った有名人。見るからにオーラがあるが謙虚でもある。本も出版されている。他の創業社長も沢山出席していてまだまだひよっこだと改めて認識、非常に刺激をいただいた楽しい一日であった。

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腰痛治療

毎週1回、近所の整形外科に腰のブロック注射に行っている。中々改善しないので先生に手術はどうかと相談したところ都立駒込病院を紹介してもらうことになった。2月の中旬に行って診察を受けて5月の連休前に手術希望を伝えるつもり。腰痛は症状は恐らく十年以上前から兆候はあったと思うがコロナ禍前にゴルフコンペに行くと18ホールを回ることは出来なくなっていた。酷い時は1ホール目でリタイアも何度か経験した。特に冬場は寒い場所に行くと動けなくなるほど辛かった。腰痛治療として鍼灸院、大学病院の外科、、マッサージ、整体などの他、家では腰を伸ばす機械やマッサージチェア、電気治療器や他人が勧めることは何でもやってきたが一向に治る気配は無かった。たまたま親戚の伯母が行っている整形外科が良いという事で通い始め、薬が合わないためブロック注射での治療に専念してきた。やっと外科手術での治療が見えてきた。駒込病院は創業して3年後くらいの3月に40日間入院した。この時は48時間位一睡もせずに現場仕事をしていた。胆石、盲腸から腹膜炎、小腸の潰瘍が同時に症状に現れ、当初は検査が30日くらい続き胆石の手術後3~4日で退院した。上手くいくかは神のみぞ知るがこの痛みが続くことを考えると成功することを祈るしかない。体を健全にしないと運も良くならない。京セラの稲盛和夫創業者の言葉に人生の明暗を分かつものは心の持ちよう。苦しい時こそ明るい希望を失ってはならない。また、成功した時こそ感謝の心を忘れてはならない。稲盛先生の著書は何冊も読んでいるが夢を持つことの大事さが基本である。前を向いて戦おう。

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