忙しい言葉の前と後ろ

誰も言ってくれないと自分で忙しいと発信する。本当の忙しさとは何か、ひとつの仕事で期限が迫り忙しくなる場合は能力不足の問題だ。それはスケジュール管理が出来ない証拠。それを顧客のせいにすることで逃げているに過ぎない。本当の忙しさとは複数の異なった業務を同時に処理することが困難になりそうな時を忙しいという。そんな時は優先順位をつけ、少ない時間差で進めることだ。それとそのような環境になる前に本当は無駄な時間を過ごしていることが多い、また他人が困っているときに進んで応援していれば自分が困った時に必ず助けてくれるものが道理。個人が忙しい事と会社が忙しい事はイコールではない。前向きの忙しさと後ろ向きの忙しさは大違いだ。最近の社員の働き方を見ているとこのような仕事の進め方では成長は望めない。悲観が続く毎日だ。人材育成というが人間は年齢と共に成長していくと信じていたが例外が多くなってきた。まだまだ新規事業を目論んでいるが現勢力では限界のようだ。しかし、諦めることは事業を辞めることだ。そうならないように知恵を絞ろう。

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感謝状月間

今月と来月に東京消防庁、警視庁、税務署と立て続けに感謝状を頂く。平成20年頃から感謝状、表彰状、委嘱状を頂くようになった。机の横のパーティションに額を飾っているが如何せん限られた空間なので古い賞状の前に最新版を入れ替えている。地元で創業して地元に恩返しする機会は一般的に少ないと思うがこれもオヤジのDNAなのか仕事以外の時間は頼まれれば何でも受けて行事に参加してきた結果だ。これからも時間が許す限り地元貢献はしていくつもりだ。今週の水曜日は母校の東京電機大学で足立区と電大が進めている産学連携講演会にネットミルの話をさせていただく。15時から17時までの中で3名の教授の講演と民間では私一人の講演で進める。最初は工学部情報通信学科長谷川教授「画像処理による園児幼児の見守り支援に関する研究」、次に未来科学部ロボット・メカトロ二クス学科鈴木教授の「見守りと人間モニタリング技術」そして私の演題は「創業から想業へーネットミルお元気安心システムの開発」最後は研究推進社会連携センター小林教授の「雨降りビューアによる水害からの見守り」という最先端の見守りがテーマ。明日、一日がかりで原稿を作成する。先週の申し込みは50名以上になっているという。来ていただいた方々に満足できるように実際の開発や失敗談も入れて話の構成を作っていこう。

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荒川区立尾久西小学校創立95周年記念

本日、校長よりご招待を頂き母校である尾久西小学校創立95周年記念大展覧会に行ってきた。仕事では毎年のように訪問しているがプライベートでは初めて。体育館で生徒が作製した絵や工作物が多く展示されている。中でも壁面に大きく掲げられた校歌、「四方に広がる大海に流れてやまぬ荒川の・・・」懐かしい詩とメロディが頭に浮かぶ。校歌は荒川区立第七中学校の校歌も同様だ。タイムスリップしたような楽しい時間であった。高校、大学の時の校歌も今でも唄える。この年代は行事があれば何でも校歌を唄っていたのだろう。昨晩は地元金融機関の経営者の集まりである懇親会を人形町「やま田」で開催。前日から山梨県清里に出張で当日の夕方に帰社して着替えての参加であった。11月は各業界からの感謝状贈呈式の出席やゴルフコンペが数多くありダブルブッキングの日も多々あるが何とか切り回しして顔だけは出す予定。年々、懇親会が増えていくがこれも元気の源と割り切って楽しんでいこう。

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東京電機大学第7回旭祭

神田から北千住に移転して7回目となる大学祭、名前も錦祭から旭祭となった。今回は東京電機大学経営同友会が初めて出展する。9月の役員会で出展を提案したところ決定した。言い出しっぺのため準備はすべてお任せという結果になってしまった。会員企業に声掛けして経営している会社のパンフ等を当社に送ってもらい今日展示してきた。場所は5号館3階303教室。明日、明後日と展示教室に常駐する。どれくらいの学生、卒業生が来るか分からないが経営同友会という卒業生の組織があるという宣伝と割り切り一人でも多くの来場者を集めたい。電大は週刊エコノミスト2014年8月5日号でも公表されている「日本の大学の中で創業社長率№1」というパネルも作成した。年を取るほど大学に立ち寄る機会が増えてきている。神田と北千住という場所は何とも言い難いが慣れるしかない。今月は警視庁、消防庁、税務署から感謝状を頂けるそうだ。地域貢献も大事だ。これを糧に事業の発展に繋げていきたい。

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渋谷駅周辺再開発事業視察会

今月の25日(木)、東商荒川支部主催の視察会に参加する。荒川支部の建設・不動産分科会の行事のひとつで変貌する渋谷駅街区東棟新築工事の現場に入る予定。施工現場の途中経過を見る機会は貴重だ。お陰様で定員を十分に満足する申し込みがあった。視察後、懇親会を行う。明日は山梨県清里で現場打合せのため日帰り出張。相当な寒さを覚悟しなければならない。寒くなると腰痛が激しくなるので明日は気温が上がってほしい。26日(金)は東京都電力協会11地区の講演会が東電パワーグリッド東京総本社で開催される。上野地区電力協会からも何名か参加する。講演者はマラソンの増田明美氏、つい最近ニュースになった駅伝での骨折事故で四つん這いで繋いだ画面が目に浮かぶが講演会でも話題のひとつになるか楽しみだ。講演会後は引き続き懇親会参加だが地元での懇親会がブッキングしており途中退席して戻る予定。来週は11月を迎える。年々月日の流れが速く感じる、これも年齢のせいか。

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ネットミル特許権

平成25年2月に特許申請していた「見守りシステム」が平成30年9月28日付けで特許承認された。この5年半の間、拒絶理由などのやり取りが多々あり、やっとネットミルの特徴である「日常を見る」という他社にはない機能が評価された。これで特許権取得は3件となった。いづれも特許内容は業種としては異なるが、実際の業務に役に立っているものだ。商標登録は「ネットミル」、「お元気安心システム」、「Bルート見守り」と3件あり、いづれも見守りに関するもの。商標登録に関しては近々に2件の申請を計画している。中小企業にとって特許、商標は他社との差別化を図る意味でも大きい。東京商工会議所本部の知財委員会に所属しているが委員会メンバーは上場大手の特許部や弁理士で議題の内容も日本全体あるいは海外との競争に関する防衛的な話が多い。この委員会に出席すると何で参加しているのか分からない時もある。東京都は中小企業の特許相談窓口も充実しているで中小企業はもっと利用してほしい。最近、久しぶりに税務調査が入り会社としての結論がまとまってきている。数年ぶりの調査であったが本当に調査のプロだ。何も隠していないが数字の流れと時間の読み取りは驚くばかりだ。これらの指摘事項は今期の決算で解決できるので良しとしよう。

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「忙しい」は「出来ない」と同義語

最近よく耳にする言葉「忙しい」、今の仕事が忙しいのでその仕事は出来ないと平気で言う。忙しいのではなく段取りや仕事の優先順位を付けられないだけの話だ。自分でバカだバカだと言っているようなもの。仕事の進め方は先ず期限を決めることから始まる。と同時に何を先に進めれば流れが出来るかを検討する。この「流れ」を創ることが仕事を短期間でこなすコツだ。忙しいという者ほど目先の重要度が無い仕事から取り掛かる。仕事はどのようにして自分に来るのかを考えてみよう。平成4年に創業以来、電力工事業を主体として官公庁の電気・空調工事、ネットミル見守り事業、環境測定事業そして最近ではホームドア設置にからむ電気工事の5本柱で展開している。これら5事業の取っ掛かりはすべて私が切り開いた仕事だ。来る仕事を消化することと何も無いところから仕事を創ることは天と地ほどの違いがある。来る仕事を消化することだけで忙しいとは考えられない。会社の廊下に掲示してある社員同士「見本になろう」、「支援しよう」、「信頼しよう」の3つの言葉がある。この中でも困っているときは「支援」が大事だ。自分の仕事だけで協力できない者は自分が困った時に誰も協力してくれない。それよりももっと危機感があることは仕事が来なくなった時、逆に言えば忙しいと言えない環境の時に自分で給料分の仕事を取ってくることが出来るかを真剣に考えてほしい。忙しい時だけで会社が成り立っていない、暇な時も仕事が全くない時も会社は存在し続けて行かねばならない。

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尾久交通安全協会創立70周年

本日、日暮里ホテルラングウッドにて尾久交通安全協会70周年記念祝賀会に出席する。先ほど尾久消防署予防三団体合同役員会が終わり帰社したところだ。15時より取引先の社長が就任挨拶で来られる。その後にホテルラングウッドに移動する。今週は荒川区の第4回新製品・新技術大賞に応募するための書類づくりで普段使わないワードで苦しんだ。4回目の開催であるが過去2回、ネットミルとソーラーポンプで受賞している。昨日は顧問の法律事務所の先生方と社内規定諸々の改定について打ち合わせ。課題が沢山あり中期計画で改正していかねばならない。創業時から10年ほど電力工事だけで事業を行ってきたが周囲を取り巻く環境は様変わりしており当社も時代に合わせ5事業を展開中。もし電力工事だけでいたならば恐らく会社はなくなっていたとしみじみ思う。一番大事なことは社員の仕事に対しての慣れで、与えられた仕事をしていれば一日が終わり、明日も考えることなく淡々と現場に行く毎日の繰り返し。そこからは何も生まれない。この状態で新規事業や新しい取り組みの仕事に向かうとどうなるか?すぐにギブアップか知らんぷりという無責任な仕事ぶりとなる。このような状態を見ていると相当な危機感に襲われる。来年の春には定期採用で新卒1名が入社して来る。先輩社員の成長を望む。

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適材適所

適材とは?適所とは?これらの言葉は思い込みかもしれない。自分勝手に適材適所と思って仕事をさせても実際に仕事をする者がその枠に入って積極的に行動をしてその枠を大きく出来ることが成長に繋がることを感じないと全く無意味な場所であり無駄な時間を使ってしまう。創業して26年、四つの異なる事業を展開中。更には第5の事業としてホームドア工事のように施工環境の厳しい中にあっても知恵と工夫により成果を上げている。会社は年々変化している。この変化は会社の中にいるものにとっては身近に感じて欲しい。26年前と同じ感覚で仕事をしていると口を開けていれば仕事が舞い込んで来て、言われた事を終わらせることが仕事、それで自分の食いぶちが確保されていると勘違いしてしまう。相手の考えや気持ちなどを察することやコミュニケーションも必要なく毎日が過ぎる。こんな社員が増えている。今年度も上半期が終わる。物凄い危機感を持っている。適材適所に反応する人材育成が急務だ。

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トイレ掃除

5S活動の取っ掛かりとして先月より本社、別館、コミュニティセンターにある全てのトイレ入り口付近に清掃記録表を取り付けた。街のレストランで見かける誰が何日、何時に清掃したというメモと同様の小さい画板だ。当初は私自ら毎日各トイレを回って掃除していた。すると徐々にではあるが社員の中でも現場に行く前に記録する者が出てきた。今では一日に何人も同じトイレを掃除するようになった。この運動をする前とは大違いで今はどこのトイレに入ってもピカピカになっている。9月8日から1泊2日の社員旅行の懇親会でこのトイレ掃除活動に参加した数名に優秀賞を差し上げた。活動は目に見えるようにしなければ貴方任せになってしまうものだ。今後は残りの4Sについても知恵を絞り活動の輪を広げていく。今月の16日より来年の高卒の面接活動が解禁された。今年は都立の工業高校生1名が会社見学に来てもらい、本日正式に面接試験を行った。結果はすぐに学校に郵送。日経新聞、読売新聞でも最近の記事で高卒の就職試験の見直しについて言及している記事があった。誠にその通りで高校生は1社しか受けられない仕組み。そして第一志望の会社が落ちてしまうと次の機会は10月になってしまう。大学生のように複数の面接が同時に出来るようにしないと会社選びは大手を中心に回ってしまう。中小企業にとっては初めから選択肢に入ることは困難だ。仕事選び、会社選びは人生の大きな選択のひとつ、もっと自由な就職活動が出来るようにしてほしい。

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