企業家と政治家

最近、ニュースで毎日のように出ている政治と金の話題がある。政治資金収支報告書を修正すれば罪は問われない。問われるのは事務所の会計責任者だ。この問題は何十年も前からの繰り返しだ。議員事務所の規模を見ていると一般企業の収入に値する金額は表に出ている数字で1億円程度、しかし地方に私設秘書を数人置いたとしても社長一人に数人の社員で原価は事務所維持費、交通費、人件費が主になるので仕入れも無ければ外注費もない。一般に中小零細企業の規模である。中小零細企業の社長が経理の数字を見ていないなどと言えるわけがない。政治家だけは経理担当者に責任を負わせることができる仕組みはなぜという疑問が付く。経済は収入に合った支出が当然の原則だ。これが政治の世界になると収入と支出が公開されている内容以外に相当あるようだが政治活動という言葉で領収書のいらないお金や何万円以内なら申告も必要ない等、うやむやになっているのが現状。一方、民間企業では1円単位で収支が問われている。こんな矛盾がありながら生きている。政治は特別なものという勘違いがすべてだ。民間企業で不祥事があれば社長が責任を問われるのが当たり前。この当たり前の世界にもっていかないと政治不信がもっと高まる。今朝も大手の自動車メーカーの不正が出て、大臣が会社のガバナンスが問題と当然のごとく発言していたが、この言葉を政治家に対して同様に批判するマスコミ発言は見られない。もっと冷静に公平に国を回していかないととんでもない世の中になる。といっても自分自身は古くから自民党党員であり政党も支持しているが、やりきれない不満を解消する手立ては選挙しかないのが歯がゆい。色々な意見はあると思うが田中角栄元総理大臣の若しころのような発信できる政治家が望まれる。

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日光山輪王寺

コロナ禍で中止になっていた強飯式が再開される。毎年4月2日輪王寺本堂で1250年以上の歴史ある行事。東京日光会として昭和26年より毎年、受者を輩出している。累計で267名になる。強飯式の由来は日光山に伝えられた儀式のひとつで寺伝によると、式の起こりは勝道上人が奈良時代に日光を開いてより山伏の入峰行が盛んになり、山伏が修行した行場のご本尊にお供えした御供っを持ち帰り、上人をはじめ人々に分かち与えたことが始まりと言われている。その後、日光三社権現の千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音から御供をいただく儀式となり開運の三天である大黒天、弁財天、毘沙門天の信仰が結びつき江戸時代に現在の形になったといわれている。この儀式の様子は毎年、NHKで放送されている。2月の中旬以降に日光山輪王時より僧侶が4人東京まで来ていただき顔合わせ会を行う。コロナ禍も2類から5類になりマスク着用も緩和されて久々に町の賑わいも戻ってきている。先日は東京商工会議所荒川支部設立50周年行事が行われ200名弱の来場者があった。副会長として感謝状もいただいた。政治の世界は落ちるところまで行っているが経済だけは上昇できるように中小企業は今まで以上に頑張らなければならない。何といっても人材の獲得だが、こればかりは募集していても一人の問い合わせが無い状態が続いている。引き続きあらゆる手段を使い社員増員を図っていきたい。

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令和6年仕事始め

本日より仕事始め、先ずは会社の30年寿命説について何とか乗り切ったという話から始める。今年で創業32年になった。最初は実家の会社の3畳間位の倉庫を無償で借り、机を2台購入した。電話番号は末尾が1になることに執着してNTTに交渉し何とか希望の番号になった。当時の大手企業は末尾の数字1が圧倒的に多かった。そしてポケットベルの末期であったがポケベルも買う資金が無かった。次に設備投資の話、昨年の12月にウインチ車の納入がありチーム編成を今の3倍に持っていく話をした。社員の中には無理という顔をしている者もいたが創業以来、無理を承知で課題を乗り越えてきた自負がある。山があるから登るという当たり前のこと。この3倍という数字は将来の柱になる事業だ。そのためには社員のキャリアアップが欠かせない。能力はみな同じ、人の何倍か努力しなければならない、そうすると自然に運も付いてくる。最近特に耳に知ることは不平不満愚痴文句を社内で平然と言う雰囲気の打破。古来より言霊という言葉がある。良いことを発すれば良い方向に行くし逆に悪い言葉を発すれば悪い方向へ行く。不平不満が愚痴をなくすには先ずは今いる会社を働きやすい環境になるように自分を変化させること。他力本願では無い己だ、そして売り上げを拡大する行動をすること。それが出来なければもっと良いと思われる会社にトライし自分でリスクと責任を取ること。ニュースやマスコミで昇給や賞与の話題が出るがニュース源となる会社は大企業であり社員の勤続年数も長く平均値だ。そして一人当たりの年間売り上げも何倍か異なっている。当社の規模と比較することはスポーツカーと原付バイクを比較するのと同じだ。私を含めて当時大企業に入れなかった者の集まりのなのだから大企業に負けないやり方を模索し他企業ができない方法を考えることが生き残る道。9時45分より地元の氏神さまである尾久八幡神社に毎年恒例の社員全員で安全祈願を行った。宮司の祝詞に今年の安全と事業の発展を願う。オンリーワン企業を目指そう。

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術後の経過

4月末に脊柱管狭窄症の手術を行った術後検診で都立駒込病院でレントゲン検査。結果は順調に腰骨のねじも固定されており、このまま運動は避けて生活すれば来年の4月以降は筋肉も復活して正常の歩行になりスポーツも可能とのこと。久しぶりの吉報だ。年内は残り4件の忘年会と28日に仕事納めで無事終了となる。27日は夕方から尾久防犯協会の各町会へ年末激励パトロールを署長以下の幹部署員と一緒に挨拶回り、その後、警察関連団体会長の会社で行う餅つき大会に参加。年始は一日に尾久八幡神社の元旦祭に参列、荒川区長、警察署長、消防署長、氏子崇敬会が参列し安全祈願する。お祓いを済ませてから境内の中にある社務所でお清めを行う。4日はアートホテル日暮里ラングウッドで荒川区新年祝賀会に出席する。コロナ禍前は荒川区長ほかの挨拶の後、懇親会では1000名弱の参加がおり、この会で新年の挨拶回りが終わるほど区内の企業経営者や区の幹部職員、外郭団体の会長が顔を揃える有難い新年会であったが昨年に引き続き、懇親会はない。来年は自分の干支である辰年。サラリーマンを18年間勤め40歳で辞めて起業したがすでに32年を迎える年になった。大学時代の同期の仲間たちの内でいつも付き合いのある友達の経営者は二人くらいになった。後は年金生活者。飲み会も一人欠け,二人欠けという年齢になってきている一方、さすがに電大経営同友会のメンバーは現役社長ばかりで励みになる。そう考えると体力の続く限り、後継者を育て会社の発展に力をまだまだ注がなければならない。

 

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危険運転

18日(月)の夕方の帰社時に危うく自動車と正面衝突しそうになった。自転車で自宅まで100m付近、明治通りを渡ったところに線路わきの道路を右折してきたレンタルマット業者の軽ワゴン車が猛スピードで曲がってきた。ほんの30cmくらいの至近距離ですれ違い自転車に乗っていたため転倒。自転車を起こし、運転手に注意しようと振り返ると信号を通り過ぎて行ってしまった。自分としてはこのようなことが起こればすぐに停車して状態を確かめるのであるが怒り心頭、車両ナンバーを確認し該当していると思われる会社に状況をメールした。年末に向かい慌ただしくなっているが最近東尾久でも人身死亡事故が発生している。自転車事故も多いが気を付けて運転していても被害者になることを実感した。年齢のせいか訃報が最近多く届いている、今週の日月も葬儀がある。人生の先輩である方々を見送っている。何を残してきたかが問われる年にもなってきている。おふくろがよく言っていたが小さな災いで良かった、次は気を付けることになるので災いは防げるという前向きな言葉だ。先般、久しぶりに墓参りに行って墓標を見ると母親は享年73歳、父親は83歳。おやじを超えるには10年はある。まだまだやらなければならない夢の実現に向けて頑張る。昨晩、東京荒川ロータリークラブの家族忘年会の抽選でホタテの貝柱が当たった。この1か月でホタテを4kg取り寄せ日干しにしているのでさすがに今回は急遽じゃんけん大会を行いそれを勝者の参加者に提供した。集まるときはこんなものだ。明日は脊柱管狭窄症の術後の最終の経過検診。特に痛みもなく良好なので来年の春以降は運動解禁になる予定。

 

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尾久防犯協会

コロナ禍で中止されていた尾久交通少年団の餅つき大会が昨日の日曜日、尾久警察署の駐車場で開催。朝の九時に行ったところ既に一臼を突いている途中で蒸かしもち米に醤油を垂らし一口。その後、納豆餅、おろし餅、黄な粉餅、あんこ餅、お雑煮、もつ煮など次々ご馳走になりお腹は一杯でダウン寸前、署長挨拶などのセレモニーを終えて直ぐに帰宅。年末に近く、あちこちの町会で餅つきが始まっている、コロナ禍前は毎年本社の駐車場で餅つき大会を行っていたが今年もコロナ、インフルの状況を見て中止とした。この餅つき大会は120名ほどの来客があり、社員の協力により行い、お正月用としてお土産にしている。民間の会社でこのような行事を行っているところは見かけない。来年は状況を見ながら実施していきたい。最近、目覚めたのがホタテの貝柱の干物作り。北海道から大型のホタテの貝柱を2Kg取り寄せ、3%の濃度の塩水をを作り、5分ほど熱湯に通してひたすらネットに入れてベランダで干す。一日2回ほど裏表を返し、重さが変わらなくなるまで繰り返す。約2週間くらいで完成する。第一弾はぼちぼち出来上がる。2Kgといっても数は50個程度。生から乾燥させると大きさは半分くらいになる。ここで気が付いたことは販売されている物は真ん中の凹みもなく形状が整っている。これは自然乾燥ではなく乾燥機で一気に水分を飛ばしているため全体的に収縮していると思われる。ネットで検索すると仕入れの3倍から4倍以上の価格だ。今、第2弾の準備に入っている。こんな小さなことが気休めになっている。年内の防犯協会の行事の締めは27日の夕方、警察署幹部と各町会に年末の防犯警戒の激励パトルール行うことで終了となる。

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限りある時間

一昨年から、身の回りの訃報が続いている。若くて75歳、ほとんどが80代が多いが昨年、最近調子が悪いねとかいう会話をしていた方々が多い。去年は今の自分を創ってくれたサラリーマン時代の上司、七人兄妹の三男、40年近い付き合いのあった古谷一行さん、社員などをはじめ数えきれない程の近しい人とのお別れがあった。自分の寿命が分かる方法やあの世へ行ったらどうなるのか、以前では考えられないことが頭に浮かぶ。今年は長年の苦痛の元であった脊柱管狭窄症の外科手術を行った。手術は大成功、腰痛も無くなり右足の痺れもまったく無い。ただし、長い間自然に歩き方が変わっていたのだろうか右足の筋肉の衰えが感じられる。先生は治るには1年くらいの時間が必要とのこと。この手術前は整体、マッサージ、針治療、整形外科でブロック注射などありとあらゆる治療と称することにチャレンジしてきたが、すべて一時しのぎの痛め止めに過ぎなかった。もっと早く手術をすれば良かったと悔やむ。スポーツは術後一年はリハビリに集中してくださいときつく言われている。それは腰骨にチタン板とビスが4本付いているから当然だ。また、新型コロナにも感染した後は風邪を引き、初めて1週間会社を休んだ。来年の2月で72歳となる。子供のころは60歳過ぎるとお爺さんお婆さんで腰も曲がり死んでいく行くのが当たり前であったような気がする。孫の長女も成人式だそうだ。人生100年時代と云われている今、まだまだやらなければならない仕事が沢山あるが創業32年目に向かって初心に戻りオンリーワン企業になろう。

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尾久西小学校100周年

本日、10時より荒川区立尾久西小学校の創立記念日に参加。約60年前に卒業した母校。校庭は天然芝でよく整備されている。校歌は今でも歌詞がなくても唄えるくらいだ。懐かしい先輩も数人見かけたが元気そうで何よりだ。昨晩、深酒で久しぶりの二日酔いで調子が悪く、祝賀会の大皿料理を見ただけで食欲をなくし退席した。明日から1泊2日で警察署外郭団体の研修旅行でバス2台を連ねて越後方面に行く。50数名の団体になる。昨年はコロナの余波でバスの中は禁酒であったが今年はどうなるのかわからないが皆さん大酒のみばかりだ。朝から夜の宴会まで飲む強者が多い。地元の旅行に行くと何となく町であっても自然に挨拶ができることが良い。23日の金曜日はADEKA主催の荒川区こども柔剣道大会に参列し終了後はADEKA本社で懇親会に参加予定。尾久の安全はやはり地元の各種行事による住民の繋がりによるところが多い。金曜日からはコロナ禍前には必ず行っていた社員研修旅行、大分県別府温泉に行く。1泊2日の限られた時間ではあるが温泉にゆっくり浸かり英気を養ってもらいたい。24時間一緒に行動することが大事、日ごろの仕事以外の話もできる。宴会は抽選で番号を引き決める。以前、新入社員が上座に座り、女将さんが丁寧な挨拶に来た笑い話がある。通常は2次会はクラブを貸切にするのだがホテルの人員不足で会場は閉店中とのこと。また、部屋割りは阿弥陀くじで決める。普段しゃべる機会が無い者同士が近づく良い方法だ。翌日は観光をしながら福岡から帰京する。天気も良さそうなので楽しみだ。

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コンサルの方程式

最近、ご縁のあるセミナーに連日参加した。外部講師は中小企業診断士や専門分野と云われているコンサルタント、大企業からの転出組。テキストの内容はほとんどが使いまわしの内容が多い、異なるのは講師の引き出しの数の違いや実際に足を運んで得た情報の言い伝えが分かり易いか否かである。それも成功者と言われている経営者から得た事柄が対象であり、ネットでも成功例は検索できる。ネットミルの事業の立ち上げの時にも有名なコンサルタントと契約した。市場調査に始まり販売方法や価格設定、顧客開拓など多岐にわたる内容であった。コンサルタント契約の選定基準は何かというと経営者としてのの経験があるか、社員を雇っていたかも重要な事項であった。得てして多いのが大企業で管理職を定年になりその企業ブランドを使い、テキストを上手く張り付けている資料を説明しているコンサルが多い。マンションや株などの売り込みに似ている。そんなに上手くいくのであれば自分で事業化すべきである。受講者は今の事業にプラスアルファしたい経営者やこれから創業したいと思っているチャレンジャー。セミナーで多いのは事業化するまで方程式を解くことであたかもその通りにやっていれば何となく成功するのではないかと勘違いしてしまう恐ろしさがある。相撲で云えば新しい土俵作りを教えているだけである。土俵作りのあと実際に取り組むお相撲さんや行司の育成だどは教えないし知らない。そしてその事業が失敗に終わった時に土俵を現状復帰する費用など考えも及ばない。つまり責任は負えない仕組みの中での仕事。皮肉になるがそれを知って受講するとその話の裏を返すとどうなるかなど考えるととても勉強になる。大事なことは経営者としてロマンを語れるか、語れるまでにはどうすべきかをレクチャーすべきだ。

 

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電大第12回旭祭

11月3日、4日の二日間、母校である電大の旭祭に経営同友会で出展。事業推進委員長として企画、設営、運営まで学生実行委員会と打ち合わせしながらの開催。経営同友会は卒業生の企業経営者の集まりで創業者が多く会員になっている。古いデータではあるが創業社長率は日本の大学で1位になったこともある。出展中は現役在校生も多く来場した。特に気になったのは高校生が親御さんと一緒にたくさん来ていること。私の時代は親が大学に来るなど一切無い。恐らく高校にも来ていないと思う。親離れ、子離れという言葉があるがどうなっているのか頭が混乱する。ニュースを見ると入社式にも親が来ているらしい。自立という言葉はどこへ行ったのだろう。大学は神田から北千住に移転して12年になる。移転による北千住の経済効果は数千億円といわれている。もちろん、電大だけの移転だけではないが他大学の学生も増加している。女子学生の割合も科により6割くらいいるとのこと。私の時代は3%くらの比率で女子学生を見る機会は少なかった。この年齢になっても母校と繋がっていることは幸せのひとつでもある。今週、たまには気分転換と引き出しを増やそうと思って東京都中小企業振興公社主催のサブスクの勉強会に出席した。講師は日本政策金融公庫総合研究所。サブスクリプションサービスの事例の説明があったが本質である収支についての説明が無く、成功事例というよりも活用しているという話が多かった。ネットミルはサブスクとして7年位前から実績があるが一番大事なことはネット環境に対する投資がサブスクでは避けて通れないこと。この点は講師もわかっていないようだ。この実情が分からずに集まっているセミナー受講者は勘違いしてしまう。本業ありきで投資負担を計算しないで手を出すと失敗する。

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