暑気払い

先週の金曜日、日暮里ホテルラングウッド14階で恒例の暑気払い。その前にコミュニティセンターで17時30分より夏季賞与。本来の賞与とは会社が利益を上げている時に利益配分するものであるが現在はどの会社でも生活給の一部として慣例となってしまっている。例えば夏と冬に賞与を1か月分出すとなると12か月で14か月分の収入が必要だ。先にも書いたが付加価値の高い仕事の受注が必要となってくる。やはり大手は一人当たりの売り上げがものすごく高いので当たり前のように数か月分の賞与がある。早く追いつき追い越せるように頑張ろう。付加価値の高い商品として最近、特許1件と商標登録3件を特許庁に申請した。商品名は「テトレット・Tetolet」これはトイレットパーパーに利用するもので全国の高級ホテルをターゲットにして売り込む予定。9月3日から4日間、東京ビックサイトで開催される「ギフトショー」に出展して試供品を配り反響を見る。この商品は消耗品であり受注生産のためリスクは少ない。営業方法については中小機構の販路開拓支援をお願いする予定。賞与式でも社員に話したが「変化しないと」生き残れない時代だ。この変化をキーワードに会社のレベルアップを図っていく。

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夏休み2019

先週の1日(木)、2日(金)と二日間、蓼科の保養所に行ってきた。標高1500mに立地するのでとても快適。先月に社員と駐車場の拡張工事も行ってきたのでさらに保養所らしくなってきた。自然の中で鹿とも対面、久しぶりにリラックスした。来週の13日から社員は夏休みを取る。火曜日から金曜日まで有給を取得すると何と9連休になる。5月も9連休であった。働き方改革の波は大企業、中小企業問わず公平だ。しかし、本ブログでも何回も悲鳴を上げているが会社の収入は日給であり支出は月給前払い、つまり現場に出ないと収入はゼロとなるが支出は一定。一人当たりの売り上げを上げていかないと会社の存続は見込めない。当社のような業態は全員野球で行動しないと駄目。大事なことは現場が無い時にどのように仕事をするか、社内に居ては一円も稼いでいない。以前から社員にはこのような時は得意先に顔を出すことで次の仕事に繋がる、現場に行くことと同様に訪問するように言っているが誰も行っていない。「待ち」の仕事から脱却しないと競争に負けてしまうことは誰よりも分かっている。歯がゆい時間が過ぎていく。基幹の仕事は大事、しかし労働集約事業は社員のやる気に係っている。モチベーションの問題と片づけることは簡単だが給与の源泉はお客さんからの収入。しっかり前向きに皆で考えよう。

 

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付加価値仕事

働き方改革の流れの中で何しろ休みが多い。つまり会社としての稼働率が落ち込んでいる。五月連休も9日間、来月の夏休みも13日から16日まで有給休暇を取得すると何と9連休になる。建設業にあっては現場に行ってなんぼの商売だ。稼働率が落ちるという事は会社の収入が落ちること。しかし、当社は建設業の中にあっても月給制で有給休暇取得率は60%以上という例を見ない数字だ。。つまり売り上げに関係なく支出は一定で経営者にとっては最大の課題。解決方法は何があるか、これはひとりひとりの付加価値を付けていくしかない。従来の一日当たりの売り上げを2倍にしていかないと早々、会社は維持できなくなる。駄目になる会社の例でよく言われていることは「茹でカエル、水からお湯になるまで気がつかない」つまり危機感を持たないで現状に甘んじていると知らぬ間に茹で上がり死んでしまう事。私だけが危機感を持っている現状をどのように伝え次のステップに行くか大きな試練だ。恐竜は何故絶滅したか、たくさんの説があるがもっとも納得できることは変化に対応できなかったという説。今、会社を取り巻く環境は大きく変化している。一刻も早くこの変化に全員で対応していきたい。

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足立支店開設

本日9時より金融機関にて売買契約を終了。足立区一ツ家に110坪の土地と倉庫を購入した。つくばEX線六町駅から徒歩9分、本社から車で20分強で着く距離。今日から電気関連の工事を始める。連休明けから事務所棟の建築工事も始める。現在、本社、別館、機材センター(コミュニティセンター)にある工具、備品、材料等すべて足立支店に移動し、さらに本社前にある鉄骨倉庫を解体して駐車場を拡張する。足立支店開設は今後、力を入れていく高圧ケーブル引き入れ体制の第一弾となる。先週から来年4月採用の新卒学生の募集で工業高校、商業高校の進路指導室へあいさつ回りを行った。どこの高校も卒業生の10倍以上の企業が採用したい旨訪問している。学生にとっては引く手あまたの状態だ。益々人手不足は過酷になりこの状態が続くと建設業を始めとした労働集約産業の未来は無い。いかに少ない人数で成果を上げていくか、また、機械化をもっと進めていかなければならない。今後の事業の拡大も人手に頼らない製品作りも必要だ。今日、荒川区の知財の補助金の確定もあり特許庁へ申請する。すでに商標登録は自社で行った。この商品は世界が相手となる。販売戦略を専門家に相談して行く予定。9月にはこの新商品で展示会に出展し第六の事業の柱に育てていきたい。

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日商知的財産専門委員会・東商知的財産戦略委員会合同会議

本日14時より東商本部5階会議室にて合同委員会に出席。第一部は「知的財産推進委員会2019」の説明を内閣府知的財産戦略委員会事務局長ほか3名による講演と意見交換会。第二部は「製造業者のノウハウ・知的財産権を対象とした優越的地位の濫用行為等に関する実態調査」の説明を公正取引委員会より2名の講演と意見交換。出席者は50名弱でほとんどが大企業の知財関連部署の専門家が多い。しかし、グローバルな会社であるため国内では大企業であっても世界的には中小企業であると言っている。まさに世界を相手にしていると井の中の蛙にはならないようだ。知的財産は大企業から中小零細まで対等であるが発注力により妥協してしまうこともある。そのためには圧倒的な特許等の権利に守られた技術が必要。現在、2件の特許申請、商標登録の準備中で遅くとも来週には出願していく。出願後は試作と営業体制をつくり第六の柱として事業拡大を行う。本会議の前に荒川法人会の会計監査で法人会事務所に立ち寄り月次決算の確認を行った。この監査が終了すると昼食は恒例の出前のうな重、地元の「うなぎあら川」から取り寄せる。この日の夕方からその「あら川」で法人会西尾久支部の正副支部長会議に出席、懇親会はまたうな重だ。一日2回同じお店のうな重を食べた。暫くはうなぎは要らない。

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イスラエル企業ビジネスマッチィング

7月1日(月)、中小企業基盤整備機構 関東本部にてイスラエル企業ビジネスプラン発表会に参加。イスラエルから10社を超える企業が自社開発商品のプレゼンを行った。社員数名から10名程度の企業が多かったが内容は最先端であり日本国内では見かけないアイディア製品と高い技術力が分かった。しかし、自社でこれらを商業化することは今回の開発企業規模では投資が難しいことも頷ける。イスラエル政府のバックアップと、日本の経産省と中小機構がバックアップし国内企業とウインウインの関係を創ることが目的のようだ。最近、月に一度くらいの頻度でM&Aの案内が郵送で届く。内容は当社の事業内容に興味を持っている会社があり、資本提携を望んでいるので面談したいとのこと。この手のコンサルタント会社の文面はほぼ同様だ。早く言えばお金で会社を買いたいということだ。事業承継の点から後継者問題や事業の先細りを考えるとM&Aにより会社を継続し社員の雇用を守るという経営者も少なからずいるのでこのようなコンサルタント会社が成り立つ。平成4年に創業して何とか27年迎える。まだまだ苦労は続くが人手に渡すことなど全く考えていない。自分の道は自分で切り拓く、当たり前のことが変わってきているようだ。今日は午後5時半より地元の割烹「熱海」で毎年恒例の熱海寄席に参加する。二代目三遊亭圓歌師匠がトリを務める。久しぶりに落語を聞いてリラックスしよう。

 

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ネットミル「HEMSコントローラ」規格承認

予てよりネットミルの後継機種として申請していた[ECHONET Lite対応機器」および「ECHONET Lite AIF対応機器 認証登録証が届いた。この規格は経産省はじめ国内の電力会社、通信会社、およびメーカーが平成14年頃から規格化に取り組み、身近なところでは電力の小売りに伴いアナログ式電力計をすべての電力会社がスマートメータに交換する作業を行っている。このスマートメータのサービスのひとつとして契約者の申請によりメータから希望の時間間隔で電力値を送信してくれるBルートサービスがある。ネットミルの仕組みとして家庭の分電盤に電流センサを取り付けて生活リズムを掌握していたがスマートメータの出現により電流センサを設置することなく同様の条件で電流値の取り込みが出来るようになった。つまりまったく工事が不要となった。また、家庭内外どこでもネットミルの設置範囲が広がり、集合住宅等においては装置を1か所に集中設置することにより各戸に入室しないでサービス開始ができる画期的な製品となった。現在、カタログや展示会用パネルの作製中。この製品のお披露目は7月30日、31日東京ビックサイト青海展示場で開催される「賃貸住宅フェア」に初めて出展する。

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明治神宮崇敬会

昨日、午前8時に集合して大型バスで地元から明治神宮へ崇敬会総会に向かった。全国から地区ごとに数日開催されている。昨日は八王子、立川、荒川支部ほかから約1000名の参加者があり、御仮殿での特別参拝から神楽殿での安全祈願に参列した。その後、花しょうぶ鑑賞、昼食会があったが安全祈願後に会社に戻った。明治神宮は恐らく40年以上お参りしていなかったと思う。原宿駅周辺も工事中で以前とかなりイメージの異なる街に成りつつある。今年は伊勢神宮、明治神宮と神様にご縁が有る年。ご利益は早速現れた。ネットミルで開発中のスマートメータのBルートサービスを利用する「HEMSコントローラ」の機器承認が経産省所管のエコネットコンソーシアムから各種試験に合格して機器登録の連絡があった。ECHONET Lite認証とAIF仕様認証取得により国内のすべての電力会社設置のスマートメータから電力量を取得できる機器として認定された。これにより従来は分電盤に電流センサを設置して生活リズムを認識していたが、この作業が全く不要になる。これは日本で最初で画期的な商品となる。7月からはネットミルHEMSコントローラとして展示会に積極的に出展し全国的な商品に育てていく。

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訃報

11日㈫午前に亡き父の妹が昨日亡くなったとの連絡、かなり長い期間入院していた。お見舞いに行っても誰が来たか分からない状態であった。明日お通夜で土曜日に告別式。叔父さん叔母さんも数少なくなってきた。父の世代は戦後の日本を復興してきた。皆貧乏が当たり前で、今になって笑い話となる食べ物はバナナやイチゴだ。具合が悪い時や来客があった時などの特別な日にしか口にしたことは無かった。父は群馬県富岡市にある世界遺産「富岡製糸場」でサラリーマンをしていたが今でいう脱サラで東京に出てきた。その時に兄妹も一緒に東京へ連れてきたようだ。兄妹皆、自営業を始めて東京に居を構え子供、孫も育てた。自分も7人兄妹の五男で小学校の頃は6畳一間に兄妹4人位で寝ていた。当然、その部屋には家具や机もあったので使える広さはおそらく布団3枚も敷けば一杯だ。横一列に寝ることは難しく一枚の布団の上下、つまり足が付く川の字の格好で寝ていた。しかし、周りも似たような生活であったので貧乏という認識はなかった。今の子供は一人部屋で育っている。当たり前が変わっている時代。今回の訃報で昔の生活を思い出した。

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勝負の分かれ道

平成4年創業以来、建設業として現場第一で来た。今は建設業の中で電力工事、一般電気工事、空調工事、その他にネットミル事業、環境測定事業、ホームドア工事、防犯カメラ、自動通話録音機、感震ブレーカなどライフラインに関する安全安心をキーワードに事業を展開している。いづれの事業も社内に居てはお金を生まない仕事ばかりだ。最近、特に気になることは現場が無いと社内で机の前でスマホで遊んでいる社員が目に付く。何を考えているのか分からない、何もしなくても給料日にはお金が振り込まれているので当たり前と勘違いしている。収入あっての支払いだ。現場が無ければ倉庫の整理整頓や社内の掃除、顧客への挨拶回りなど死ぬほどある。他の社員が忙しければ手伝おうという意思表示もしない。会社は外部社会と毎日勝負している。社員の評価は現場が無い時に何をしているかが評価のひとつでもある。今まであの現場で頑張ってきたから少しはゆっくりしてもよいと勝手に思っているようだ。それは大きな間違い、常に下りのエスカレータを逆に上っているのが会社という事を考えてほしい。何もしなければ後ろに戻っている。給料も同じだ。下げることもあり得ることを忘れないでほしい。今が大事、この時間をどのように収入に結び付けるか、実行できるかが社員と会社からの評価という勝負の分かれ道となる。

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