東京電機大学経営同友会第52回特別講演会

本日、17時より東京千住キャンパス1号館2階丹羽ホールにて研究紹介「人口知能のいまと未来」を電子システム工学科五十嵐教授による発表、そして特別講演として「AIと最新テクノロジーが創り出す驚異の未来社会に備える」を富士通㈱中山理事の特別講演会に参加。主催は経営同友会で共催は校友会。本来ならば開演前にお手伝いで行かなければならないがもうひとつの会合はキャンセルする予定だ。これは15時から東京會舘で開催される東京商工会議所「勇気ある経営大賞」の表彰式。荒川区内企業である会社も奨励賞を受賞している。何しろ1週間がとても速い。そして年齢による根気の持続が無くなってきたのか集中時間が短くなっているような感じ。今週の月曜日から二日間、東京国際フォーラムにおいて「よい仕事フェア」にネットミル出展。全国の信用金庫が主催。この場所で東京新聞のブースで自分の生年月日の新聞をコピーして渡してくれるサービスがあったので申し込んだ。この新聞のコピーを見ると、まだまだ戦争の後始末があるようで「極東米軍」とか「英帝国を分裂させるな」「初の水爆実験」の文字が目立つ。下段に日本橋の三越の広告で特価セールで学生服が1000円、セーラー服950円、タオル寝間着480円、純毛チョッキ900円などの広告があった。当時の大卒事務の初任給8905円とある。特価セールでも中々買える商品ではなさそうだ。自分なりに思い起すと七人兄妹の五男。当然着るものはすべてお下がりでお古だ。遠足、修学旅行のイベント時だけ新しいぶかぶかのシャツを買ってもらった記憶がある。でも当時は皆、貧乏で恥ずかしい思いは一度もしていない。心の豊かな時代でもあった。

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上半期終了

令和元年4月から9月までの半年、あっという間で上半期が終了。令和になって気に係ることは休日の異常とも思える増加だ。5月に9連休、8月もお盆を挟んで9連休だ。建設業界にあっては現場に出て収入が上がる。稼働率の低下が即、売り上げの減となる。創業以来ずっと頑なに無理しても制度として貫いていることは社員の月給制だ。これは競合会社は日給月給がほとんどだ。現場が無ければ給与支払いも無いというのが日給月給。この仕組みは経営者にとってこんなに楽なことは無い。一方、社員にとっては現場イコール給与という事になり稼ごうと思えば休み無しで働けば良いが、現場が無ければ生活もままならない。このような不安定な働き方にサラリーマン時代からずっと疑問に思っていてホワイトカラーと呼ばれていた当時の事務職等の制度を現場に取り入れ、安定した生活を保障できる会社にしようと創業以来貫いてきた。しかし、働き方改革により稼働時間が制限されるとこの考え方は無理が出てくる。解決方法は何があるか模索中であるがひとつだけ取り組まなければならないのは一人当たりの付加価値を高めること。だが今までのやり方では不可能だ。社員の意識改革や仕事の進め方などあらゆることに「付加価値を高める」とはどういうことかと呪文を唱えるように続け一歩一歩改革をしていかねば明日は無い。

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2020オリンピック効果

最近問題になっている悪い効果、オリンピック関連の建設工事で電気工事材料が大量に使用されていて在庫が無く発注しても納期回答が得られない状況になっている。特に民間ではあまり使用しないが役所では指定材料として書かれている電気配管の中でも厚鋼管と呼ばれる配管材だ。現在、荒川区や東京都の電気、空調関連の改修工事を行っているが通常納期と思って発注したが納期回答が無い。代替品も無い状態だ。この問題は一企業で対応できない。取引のある電材会社に何社か問い合わせ中だ。ついでに言うとオリンピック観戦のチケットを申し込んだが1次2次とも落選、日ごとに興味が薄れていく。想像であるが協賛、パートナー企業に相当数の割り当てがあるのだろう。大企業の凄さをこんなことから改めて実感する。先般、茅野市役所から耐震診断を無料で行うとの連絡が来た。早速電話したが市は実はやりたくなさそうな対応で申し込まれても来年度になるとか話にならない。今週末に蓼科保養所に行き、管理会社と会い現状を聞いて来る予定。そして保養所の冬支度をする。来週の週末は上野地区電力協会の施設見学会に参加。西武鉄道武蔵丘車両基地、信濃川発電所、西大滝ダムを見学、宿泊は当間高原リゾートベルナティオ。上野地区電力協会の会員は荒川区、台東区、葛飾区、足立区の中でも大企業幹部から中小企業経営者まで幅広い会員がいるので仕事に大いに役に立っているし勉強にもなる数少ない外郭団体だ。

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尾久防犯協会支部長会議

全国地域安全運動が警視庁主催で10月11日~20日まで行われる。この運動に先立って地域の町会役員、防犯協会役員の支部長会議が9月19日に開催され、出席した。本年度より防犯協会の相談役を拝命、10月6日に行われる尾久地域安全のつどいに参加する。この日は翌日から東京国際フォーラムで開催される「2019”よい仕事おこし”フェア」の設営日。社員の応援を頼み準備してもらう。この展示会は全国の47都道府県の信用金庫が主催。当社も城北信用金庫を通して展示会に出展することになった。出展内容はネットミルの新製品「HEMSコントローラ」とトイレアメニティ商品「テトレット」を展示する。中小企業にとって販路拡大の機会は限定されている。大手のようにマスコミを使い大々的にテレビ、新聞等で発表できる資金力も無い。その点、展示会は短期間であっても繰り返し出展することにより知名度は上がっていく。今月の16日、敬老の日であった。60歳、65歳という区切りになるとこの敬老の日は日本の人口の何割であるとか将来はこうなるとか新聞、テレビで見るがまったく他人事に聞こえる。まだ現役で働いている。働くというよりは普通に息を吸うがごとく会社に行くことが生活のほとんどとなっているので年齢を感じたことは無い。周囲のお付き合いしている先輩も現役経営者が多いので余計に年齢を気にすることが無い環境だ。しかし、人材育成という点では頭を悩ます。緊張感や危機感を経営者だけが持っている会社の未来は無い。これからの社員の成長をどのようにサポートしていくかが大きな課題だ。

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東京電機大学第8回旭祭出展

昨晩、母校である東京電機大学千住キャンパスに電大経営同友会の役員と訪問。11月3日、4日に開催される第8回旭祭に昨年と同様に経営同友会として出展するための打ち合わせ会。学生は実行委員長ほか担当2名と大学事務局2名で会合を行った。大学祭は学生の頃は神田錦町に校舎があったので地名から錦祭と呼んでいたが足立区北千住移転により地名から旭祭になった。パンフレットの印刷締め切りや場所の確定で少し時間が掛かるようで連絡待ちの状態。大学祭出展の効果により来場者から卒業生が1名入会という良い結果が出た。年齢と共に大学との結びつきも深くなってきている。たまたま10月17日、荒川区と東京電機大学共催の「目からうろこの知的財産活用術・知財経営ノススメ」のフォーラムにパネラーとして参加するが場所は電大。ご縁があるものだ。今日は午後から大手町サンケイプラザで新価値創造展の出展説明会に出席、夕方から地元の割烹「熱海」で毎年恒例のお月見の会に参加する。

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変化と知恵

最近、世の中は働き方改革に始まり労働者側に立った制度改革や外国人労働者の雇用促進など激変している時代。事業承継を諦める経営者も多いと聞く。中小企業の生き残りについて常に考えている。生き残る条件として自分なりに考えていることが「自社ブランドを持つ」「市場を持つ」「価格決定権を持つ」「変化し続ける」の四つがある。中小企業にとって実現することはかなりの努力が必要である。特に建設業界にあっては川下に行くに従い価格決定権など及ばぬ話となっている。しかし、「この会社なら」ではの特徴ある技術、営業力、設備力、品質の高い施工力があると価格決定権は持てるのは事実。ただし、この実現は社員一人一人の意識改革が重要となる。今行っている仕事がベストであるという考え方ではクリア出来ない。重要なことは「変化し続ける」ということ。この変化を感じた時にどのような知恵を出すかが大事なこと。変化が起きた時は必ず批判なり文句が出るのが世の中。ではこの変化のタイミングで拒否するとどうなるかは過去のお付き合いのある破綻した会社を見れば一目瞭然だ。解決方法は当たり前のことであるが文句や批判を言う前に代替案が必要、その代替案は自分だけの利益追求では通用しないことだけは明らかだ。仕事はひとりでは出来ない。企業の崩壊は「企業の使命と社員の行動に一貫性が無くなった時」と言われている。常に前向きなコミュニケーションが必要だ。

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令和元年尾久予防三団体合同研修会

9月3日から6日まで東京ビックサイトにおいてギフトショーに新製品である「テトレット」を出展、想像通りにホテル関係者の引き合いが数多くあり今後の展開に希望が持てる出展であった。最終日は残念ながら以前より計画されていた尾久消防署の外郭団体の研修会に参加するため展示会は担当社員にお任せしたが最終日は相当な来場者があったとのこと。期待通りの成果であった。研修会は会長をしている災害予防協会の当番幹事のため二日間びっしりの研修で気を抜けない時間であった。初日は能美防災の研究所内にある能美テクノリウムメヌマで最新の防災設備の視察と実際にスプリンクラーや泡消火器の動作試験など初めて見る有意義な経験であった。宿泊は草津温泉「ホテル櫻井」翌日は世界遺産「富岡製紙場」を久しぶりに見学して帰京。会社に戻るとさすがに展示会、研修会と不在にしていたため書類の山、メールは24時間スマホに飛んでくるのですぐに対応処理出来るが郵送物は会社に来ての確認のため出社しないと何も出来ない。来年はオリパラのため外郭団体の行事も相当な調整が出てくるので予定が立たない年になる。

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足立支店お祓い

26日(月)10時30分より地元の尾久八幡神社の村瀬宮司をお迎えして足立支店開設前のお祓いを執り行った。祭壇を設け安全祈願のご祈祷、大榊を出席者全員で奉納。事務所、倉庫、駐車場にお清め酒、お米、清め塩を行い、新たな支店開業の第一歩としてスタート。足立支店は今後拡大していく6万ボルト高圧ケーブル敷設工事の要となる場所。本社から車で20分強となり現在車庫として借りている場所と比べると多少の時間を要するが将来を見据えた場合、賃貸駐車場の開発によりいづれは何処かに駐車スペースを確保しなければならない。荒川区内ではその時になっての手当では今のような条件での確保は不可能である。利用方法は電源車やユニック車を始めとする特殊車両置き場と共にケーブル材料保管庫となる。9月から支店として運用を始める。今までの恵まれた環境から車両の移動に時間が掛かるが知恵を絞り支店機能を充実していきたい。

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お墓参り

昨晩、盆休み中に出社していた社員とご苦労さん会を含め地元の鰻屋へ食事に行った。会話の中でお墓の話がでた、そういえば今がお盆期間中だ。吉川家のお墓は長男が引継ぎ他の兄弟は当然、自分で考えなければならないがまったく頭にない。死後に誰がお墓参りに来るかなど考えても意味がない。それよりも会社の方で頭が一杯だ。これから販売する商品や開発品の製品化などもあるが本業の電力工事の拡大に人材の育成も急を要する。幸いにも来年の新卒が二人、入社の希望を持っている。大事に育てて早く一人前になれるよう社員に教育をお願いしたい。また、足立支店も形になってきた。9月1日開業に向けて機材センターや別館の整理整頓が必要だ。この足立支店は、一年以上前から物件を探していた。これから電力工事を拡大するためにはある程度の車両置き場とケーブル保管場所が必須条件だ。本社から30分弱で土地が110坪ある。これから販売するテトレットの内製化も可能なスペースもある。これからお墓詣りに行って報告しよう。

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Tetolet/テトレット

9月3日(火)から6日(金)まで東京ビックサイト青海会場、西館、南館展示会場で開催される第88回東京インターナショナル「ギフトショー」にネットミル開発商品であるトイレアメニティグッズ「テトレット」を展示する。開発に至った経緯は、従来からホテル等でトイレレットペーパーの引き出しのところを三角折りにして清掃完了という意味で広く行われていた。しかし、最近では利用者が勝手に気遣い、トイレ後にその手で折るという行為も多く、次の利用者は不潔感もあり触らずに折ったところ長めに切り取り流している。まったく無駄な習慣になっている。そこで非接触で、当初目的である清掃後を表示する方法を検討した結果、トイレット紙専用の付箋紙を付けたらどうかという発想で水に溶ける用紙から始まり環境に良い印刷方法、糊や突起物を仕組むなど種々の試作を行い完成した。特許1件、商標登録3件を特許庁に申請済みだ。ネットミルは安全安心をテーマに「お元気安心システム」の事業運営を行っている。さらにこれらのテーマに沿った開発商品であるテトレットを全国のホテルに売り込んでいく予定。パンフレットの作製、展示物の手配など行っている。こんな簡単なものというご意見はあったが今まで誰も実用化していない、もちろん特許、商標登録もすべて事前調査済みである。ギフトショーの評価に期待したい。

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