新年度スタートから1か月

令和3年度4月に新年度が始まり、早や1か月経った。ゴールデンウイークも終わりに近づき街の話題は新型コロナによる緊急事態宣言の延期。この延期は今週中に発表される見込み。誰もがオリンピック・パラリンピック開催に疑問を持っている中、サービス業は時短、お酒の提供の禁止など日本は自由主義社会なのかと改めて疑問に感じている。建設業界にあっても倒産・廃業は増加しており業界別では飲食店業界に続いて2番目だ。三番目はホテル・旅館になるようだ。ステイホーム、テレワークの拡大により会社に通勤するという当たり前の事が大企業を中心に無くなり、全員が座れる事務所の必要性も無くなってきている。テナントビルも空室が多くなり新たにビルの建設需要も無くなってくる。そうなると新築ビルも建たなくなり裾野の広い建設業界は大きな打撃を受けることになる。この連休中は読書と撮りだめしてある沢山の番組を観ていた。いつものことながら「プロフェッショナル」「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」に始まり「逆転人生」など自分を鼓舞する内容が多い。成功者は共通して危機感の塊だ。そして会社の存在意義や目標を自分を信じて進んで行く頑固さがある。規模の大小はあるが必ず成功の裏に数々の失敗も経験している。松下幸之助翁の名言「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するまで続ければそれは成功になる」この言葉を再度頭に入れ新型コロナ禍を乗り切っていく。危機感を持たない、持てない、考えない人間は今後淘汰されていく。

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驚愕の数字82.2%

この数字は令和2年度の弊社社員の平均有給休暇率だ。建設業にあってはどこの会社と比べてもダントツの取得率を誇る。創業以来、完全週休二日制だ。年間休日は約120日あり社員の多くは40日間の有給休暇を持っている。単純に40×82.2%を掛け算すると33日となる。120+33の年間の休みとなり212日間7か月しか働かない計算。権利と言えば権利で当たり前に尊重しなければならない。一方、競争社会でもある。一日当たりの単価は当然高くなるので一人当たりの売上、付加価値をどのように高めていくかを社員全員が認識する必要があり会社の魅力発信や企業PR活動を充実しなければならない。今日、総務省から有効求人倍率が発表になった。求人倍率とは仕事を探す人、ひとりに対して企業などから何件の求人があるかを示す数字。この倍率が1.10倍という。20年度から比べて22.3%減。コロナ禍において企業も疲弊して来ているので採用の見送りが増加しているようだが毎年、中途採用者をハローワークを通して間断なく募集しているがまったく応募が無いのが現状だ。このミスマッチを解消する手立てはどこにあるのか。企業の評価はネームバリューだけでなく有給休暇所得率も高く評価してほしいものだ。

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人間ドック検査

昨日、鶯谷健診センターにて毎年恒例の日帰りドック。朝7時に受付を行い隣にある建物個室にてお腹を空っぽにすることから始まる。11時30分から各種の検査を次々に行う。血圧、視力、体重などは変わらないが身長だけは数ミリづつ短くなっていく。午後3時頃から内視鏡だ。胃と十二指腸を診る。鎮静剤の点滴を入れるとあっという間に終わっている。結果は十二指腸にポリープがあり摘出したとのこと。病理検査の結果は5月中旬すぎに再度センター伺い、結果を聞くことになっている。ポリープを採ったことで1週間は過度な運動を止めて安静と禁酒だそうだ。確かに云われるとお腹の中が痛い感じがする。世の中は新型コロナの話題で一杯だ。大阪では職員が述べ1000人が歓送迎会などを行い、その中から感染者が出たという。やはり隠れ感染者が多く、飲み会でマスクを外してお酒を飲むに従い大声になり飛沫を飛ばして感染していると推測できる。同じ職場に居ながら昼間の仕事では感染していない現実。そうであればリモートワークを7割にしても効果はあるのか疑問だ。会合でアルコールを飲むことにより感染していることがはっきりしているのであれば公園飲みやコンビニ前の飲み会風景などいたずらにニュースを流さず、コンビニ等のお酒売り場を時間で制限するほうが効果はあるかと思う。どうも政治家は自分の発言が絶対で国民が動くと勘違いしているようだ。エビデンスは専門家に相談という逃げ口を封じて責任という言葉を今一度感じて実行できるリーダーシップを持つ政治家が出てきてほしい。

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有ると無い

令和3年度をスタートして来週で1か月が終わる。毎年のことであるが4月5月の仕事量は少ない。仕事が有れば人がいない、仕事が無ければお金が無いの繰り返しだ。現在、5つつの事業を行っているがネットミルだけは年間の売り上げが読める数少ない事業。このネットミルのビジネスモデルはリカーリングという。リカーリング事業の割合が増加すれば毎月安定した収入の確保となる。この事業を継続するためには唯一無二の商品であり続けなければならない。そのためには今まで世の中に競争相手が大きく存在していないか、大手が出てくる市場規模でないか等の隙間の見極めが大事だ。さらに市場創りが必要。ランチェスター協会に一昨年に入会して勉強しているが戦い方のノウハウはものすごく役に立っている。単に事業の多角化だけではなく誰が経営者になっても継続していく事業の育成が必要だ。ネットミルの延長線上で安全安心を考えると地域の防犯カメラの更新時期が全国的にまもなくやって来る。先行投資で軽自動車の高所作業車も導入し荒川区以外の他区からの防犯カメラ点検業務も増加しつつある。点検から機器更新までの一貫した施工体制も構築していく予定。仕事は無いのではなく創るものと痛感している。

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発達と発展

発達とは成長してより完成した状態に近づくこと。発展とは物事の勢いや力などが増し広がっていくこと。最近テレビを見ていたら発達障害の子供と母親が出演していた。残念ながら発達障害は生まれつきの特性(厚生労働省)とのこと。しかし、本人はもとより周囲の大人も行動についての理解が困難のようだ。テレビに出ていた親子はいち早く気が付いて子供の好きなことや得意な面を生かして明るく生活している。この報道を見て思ったことはこの特性に気づかず周囲の誰も対応しないまま大人になってしまうことが本人や社会にとって不幸な時間になることだ。会社の採用でも思い当たることがある。しかし、入社してから、もしかしたらと思っても後戻りできない。一番の不幸は本人だ。なぜ、怒られているのか理解できない、なぜ云われたことが直ぐに出来ないのか、同じ失敗繰り返してしまうのか、挨拶に始まりコミュニケーションが取れないなど理解に苦しむことだらけとなる。誰しも完璧な人間は居ないが一緒に生活している親に一定の責任はあると思う。幼少期から早く気づき、欠点を長所に変えることが出来るのは親しかいない。社員教育以前の問題が多い時代になってきた。

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春の健康診断

今日で社員のほとんどが健康診断を受診した。毎年この時期に鶯谷にある健診センターで行う。最近の若手の社員はお酒を飲まなくても肝臓の数値が高かったりと毎年ある程度の異常が報告されている。当社の健康診断はバリウム検査も含めた多種の検査を行っておりかなり細かな数値がでるので余計な結果もある。自分はここ数年は日帰り人間ドックに切り替えている。朝7時過ぎに健診センターに入り一日がかりで受診。当日に結果が出るが年齢にふさわしい結果となっている。今年は月末に予約を入れている。今日は尾久警察署のご招待で警察犬の訓練風景を署内で視察、シェパード2歳とラブラドール4歳の訓練成果を目の前で見させてもらった。驚愕したのはラブラドールの薬物(麻薬・コカイン等6種類)を嗅ぎ分ける実演だ。伏せた花瓶5個の内、ひとつに入れたものを数秒で見つけて伏せをして知らせた。その実演の前に参加者に本物と同じ匂いを沁み込ませた布を全員が嗅いでみたがまったく分からなかった。警視庁管内に警察犬は40数頭がいるとのこと。地域の安全は毎日の訓練で養われている。会社の安全も社員の毎日の決められた手順作業の積み重ねで成り立っている。今年度も無事故無災害で臨みたい。

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令和3年度スタート

先週の2日(金)に期末打ち上げと決算賞与を支給。会議室にて令和二年度の総括を話した。課題は沢山あるが一番の問題は業種の収益構造にある。創業時は10年間は電力関連工事一本で事業を進めてきたが当時のお得意様のアドバイスにより電力業界の将来を見据え多角化に乗り出した。手っ取り早いのは東京都を始めとした官公庁の入札参加。しかし、当時は全く入札の仕組みから資格の何が必要か分からず経営審査事項を取ることさえ知らなかった。全くの暗闇の世界もあり今では考えられない談合一色であり新参者は隅っこで居るだけ。こんな不合理な世界があるのかと驚いた。これは自分がいる世界ではないと思い一切その手の会合はお断りした。入札資格は東京都、荒川区ともに電気工事はDランクから始まった。当時はA,Bランクでなければ話にならない位,差別と区別されていた。今でも覚えているが東京都の或る局の電気工事を200万位の落札価格で施工した。書類から打ち合わせまで聞くことがすべて初めての経験。相当な赤字だったと思う。それから闇雲に入札参加を行い、職種も管工事、通信工事、土木工事まで何でも入札出来る建設業を取得。現在は東京都、荒川区共に電気工事はAランクになった。これからは更に順位を上げるべく人材育成も含め取り組んでいく。

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専門高校と都内商工会議所役員企業による交流会

昨日、都立練馬工業高校にて都立工業高校の校長、副校長と東商の都内23支部の役員との交流会に出席した。東商各支部の高校生を対象にした連携イベントやインターンシップ、職場体験の紹介などの取り組み説明があり、各企業の新卒採用についての苦労や課題など話し合った。各社自己紹介の時に自分の経験としてこんな話をした。ひとつは高校の進路指導の先生は大手に学生を優先的に進めているのではないかという疑問。次に国や地方自治体は創業支援を積極的に制度として助成しているが創業後の人の採用については企業に任せて支援が無いという話をした。実際に新卒、中途採用は困難を極めている。ただし、新卒の応募は数名あるが面接で何か違うなと思う学生が多く、お断りしている。これらの共通の問題は親からの教育がなされていない。挨拶が出来ない、ちゃらんぽらんな態度、真剣さが無いなど一目で分かる。「社会人とは」「働くとは」等、先生を含めて基本をしっかり教育してもらいたい。今期も後3日しかないが前期に比べ多少、収支は改善できた。来期の構想はほぼ頭の中に描いている。後は具体的に水平展開を行い社員を引っ張っていく。

 

 

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令和2年の総括

令和2年度も残すところ2週間。コロナに始まりコロナで終わった一年間であった。幸いにもコロナの影響は業務に全く影響はない。ただ、コールセンター機能の担当者は在宅勤務にしたぐらいだ。昨年は電車通勤者の時差出勤やサーマルカメラの導入など世間並みに行った。しかし、コロナ禍は収まるどころか3次から4次に移行する勢い。ホテル、飲食などのサービス業は大打撃を受けた。会社近くの103年続いた割烹料理「熱海」さんも閉店となってしまった。ここはは地元の警察、消防、法人会、町会の新年会忘年会などに始まり店主主催のゴルフコンペ、花見、落語会、初午など季節ごとに催事を企画しており地元のコミュニケーションをとる大事な場所でもあった。100人を超え収容できる宴会場は近くでは日暮里にあるホテルラングウッドになってしまった。会社の事業構造も徐々に変化している。基幹の電力関連工事もケーブル工事を主体に移行中であり顧客先も増加している。また、施工場所も関東地域だけではなく関西、北海道など遠隔地にも広がりを見せている。今後は人材の育成と増員であるがこの時代の中、非常に困難な課題のひとつでもある。暫くは少数精鋭で乗り切る覚悟が必要だ。今月は2年ごとに開催される第5回荒川区新製品・新技術大賞に「テトレット」「ネッシー」のふたつの製品が入賞することが出来た。これで志幸技研、ネットミルの2社で4製品が入賞している。コーポレートイメージの向上に役に立っていると思う。すべての製品はYouTubeにアップしている。昨年まで4月に新入社員を迎えていたが今年は面接を数人行ったがすべて入社をお断りした。理由の一つは共通してコミュニケーション能力不足が見られたことだ。学校での教育をきちんとしてもらいたいと年々思う。人間が会社を創る。

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志幸技研YouTubeにアップ

先日、志幸技研の企業紹介とネットミルの製品紹介の2本をYouTubeにアップ。それぞれ4分前後である。Facebookにも投稿して知名度向上を図っている。会社見学の来訪者にも必ず、弊社のホームページを閲覧したかの有無を聞いているが中には正直に見ていませんという。既にここで面談失格である。営業や引き合いがあれば先ずはホームページ検索をして企業概要を把握することは常識。紙の媒体からネットに移行している時代に中小企業が発信できる機会を見つけ今後もブログ、ホームページ、Facebook、YouTubeを活用していく予定だ。今期も残るところ後2週間になってしまった。来月から売り上げ0からのスタートとなる。ネットミルに代表されるサブスクリプションの仕組みを広げて安定した企業基盤を創り上げたいと考えている。創業時の何でも挑戦の気概を忘れずに来期も安定と成長を目指していこう。

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